プログラミング教育、有識者会議の議論について。 | あけどのBlog

プログラミング教育、有識者会議の議論について。

おはようございます、あけど亮太です。

 

今日はプログラミング教育について。

 

プログラミング教育については、これまで学校現場での導入について何度かブログで書いてきましたが、今日は社会人のプログラミングについて面白い記事を見つけたので感想と共にシェアいたします。

 

「起業家よ、「プログラミング」という武器を持て」

https://newspicks.com/news/5027403/body/?ref=index&a=KoPYsErs1HXOPlpeACVC4IbJ%2BNZ5cgi0Iix6RnzMf3vfAEr5KGcl%2F6GnLgugHmKpHP6CDv%2FlWo8NhWdDuJ6hYBoMXegp3tTQqIPu2RciI23xr1slWlR3Q7%2BSoXi75XT6eFuwLYR6b1kzpfgxfYdZEelTTimV1wzdB%2FninZB%2BBl7EeiiyeYNIrgVHsFfBcKHxTsE6uuO3oMkmiR5A9%2B1SzsS%2Ff9nVs1KtYGNXctkJNWk8X6qK8HB%2BuTfCiUyzJmt3pgU0WSwattyXZ42LamHAird4zqSn4taCY71smoCATB88ZnmCNW2NQB3X73PdVxTbDYcigVDfFECzf8NkE34UW2ruzs7F87dYMA2zXJYiDvuVAcU%2FBP45ydavvIrh3192LXsTiXovDt0%3D

学校現場のプログラミング教育について議会で繰り返し取り上げていますが、現状の取組みははっきり言って失敗しています。

 

これは文科省や教育委員会の方針が間違っているとかではなく、プログラミングに対する認識が有識者会議と行政間で大きく乖離しているのが原因です。

 

この記事では起業家、社会人に向けたプログラミングについて記載がされていますが、プログラミングで得られる思考法はスタートとゴールを明確化にしたり、そのゴールに向かってのフローチャートを構築するスキル。そしてフローチャートで発生する分岐点ごとの戦略性など、多岐にわたりますが、ざっくりと言うと「論理的思考力」の育成です。(ちなみにこのゴールは有識者会議でも求められています)

しかし、学校現場ではタブレットを使うことが目的化され、肝心の情報活用やプログラミング要素が抜け落ちていることです。

そこで、プログラミング教育導入に向け開催された有識者会議(民間のすごい人たちの会議)の会議要綱や議事録を見てみました。

 

有識者会議の目的

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/__icsFiles/afieldfile/2016/05/06/1370404_1.pdf

 

議論の取りまとめ

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

 

議事録

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/giji_list/index.htm

 

上記サイトを見ると、有識者会議のレベルの高さが垣間見えます。

 

IT現場で働く方々の現状からこれからの教育的課題を議論しており、この議論を通してプログラミング教育の導入が生まれたことを考えなくてはなりません。

 

教育指導をする立場の人間が有識者とまったく同じレベルである必要はありませんが、議論の主軸を理解できるリテラシーは必要です。

 

次回の議会ではこの有識者会議をベースに教育委員会に今後の教育方針について議論をしていき、有識者会議と教育委員会の認識のズレを修正していきます。