児童虐待防止施策に関する視察を終えて | あけどのBlog

児童虐待防止施策に関する視察を終えて

こんばんは、あけど亮太です。

昨日、豊島区役所にお邪魔して子どもの権利条例について勉強させていただきました。

「権利」とは非常に難しい言葉です。その解釈によって権利を必要以上の権限として主張されてしまうケースもあります。

豊島区でも子どもの権利条例が制定されることで子どもが「わがまま」になるのではないかということがひとつの懸念材料としてあがったそうです。

私は子供が条例の在り方を理解し、わがままになるようなことはないと考えますが、その周囲にいる大人が歪曲した解釈の上、権利の悪用をする事が問題であり、その点への対策が明確にならなくてはなかなか条例化まで踏み込むことはできません。

その点、豊島区では大胆にも子どもの権利条例を制定し、幅広いその条例の一環で児童虐待防止にも力を注いでいます。

児童虐待施策は手厚くなれば手厚くなるほど通告件数が増えるため、取り方によってはネガティブなイメージを植え付けます。

しかし、通告件数が増えるという潜在的な課題を顕在化させることが解決の第一歩です。

豊島区の職員さんは課題を顕在化させるべく条例制定後、積極的に施策に取り組んでおり、その話から課題解決へ向けての熱意を感じました。

川越市でも児童虐待撲滅に向け、まずは課題の掘り起しを実現していきたいと思います。

私の一般質問も今任期中では来月開会予定の3月定例会が最後となります。

悔いが残ることがないよう徹底的な調査を進め、議会に臨んでまいります。