25thライブで歌とダンスの最新ランキングが発表されました。歌のランキングは鬼塚先生に決めていただきました。ダンスのランキングは、ずっとダンスのランキング1位を取っていた元13期生高柳美咲先生が当日審査で、決めていただきました。正規メンバー4名にランキングが付くのは初めてになります。

 

■歌の最新ランキング

1位 北口キャロライン美利衣

2位 石橋バイオレットえりか  

3位 米澤リエル玲菜 

4位 佐倉セレーナさえ

 

■ダンスの最新ランキング

1位 米澤リエル玲菜

2位 北口キャロライン美利衣      

3位 佐倉セレーナさえ   

4位 石橋バイオレットえりか 

 

●歌の講評

全体

1位と2位、3位と4位で迷いました。全体的に、歌のレベルが下がりぎみなので、全員がそれぞれ、しっかり歌う時間を作ってがんばってほしいと思います。

 

1位北口キャロライン美利衣

音程の安定感、声のキレイさを評価して1位にしましたが、

声量がないのと、人前で実力が出せないところが大きな難点です。きちんと歌うことにとらわれすぎず、どうやって歌を表現するか、そこまで気を回せるようになりましょう。この順位を自信に変えて、成長することに期待しています。

 

2位石橋バイオレットえりか

独特のクセと、一生懸命に歌いすぎてしまうことで出る固さが課題でしたが、少しずつ直ってきていると感じます。まだ課題は多いですが、素直に直せることと、表現しようとしている姿勢は長所です。

少しずつ努力が形になってきているので、このまままっすぐ歌と向き合って、上を目指してください。

 

3位米澤リエル玲菜

音程の不安定さが目立ち、歌の魅力を消してしまっていますが、

歌をどう歌うか、どう伝えるか、という人前で出てくる前向きな気持ちを評価し、この順位にしました。苦手意識が染みついて、歌えるはずのこともできないことが多いのはもったいないところ。自分の歌の良さを見つけて、悪いところに引き続き向き合っていけば、

4人の中で1番アイドルらしいアイドルになれると思うのでがんばってください。

 

4位佐倉セレーナさえ

歌が苦手だという気持ちが表に表れているのは3位と変わりないですが、ステージに立つ経験値が低いからか、音程やリズムにばかりとらわれ、「どう歌うのか」まで行きついていないように感じます。音をとって、歌詞を一字一句リズムにハメるのが歌が上手いということではありません。不安をなくすための基礎トレーニングをしっかりして、聞いてくれる人にどう届いてほしいか、まで考えられるようになってください。

 

 

●ダンスの講評

1位、米澤リエル玲菜

終盤の曲で、体力を消耗しながらも手を抜くことなくしっかりと踊りきれていました。振り付けも4人の中では一番正確でした。

とはいえ、まだまだ縮こまって踊っている印象も受けました。もっと身体全身を使ったダンスができるようになると良いと思います。自分が思っているよりも二倍三倍大きく踊るようにしてみてください。また曲ごとに違う表現ができるようになると良いと思います。

 

2位、北口キャロライン美利衣

ダンスにリズム感が感じられました。振り付けが音にしっかりハマっている部分が多かったです。とはいえ、今は元々のリズム感でそれができている状態だと思うので、自分で意図してできるようになれるととても伸びしろがあると思いました。長い手足をしっかりと使えていたのも高評価です。

力強さや元気さが圧倒的に足りていないのも現状です。体力作りや筋トレなどの基礎練習も頑張ってください。

 

3位、佐倉セレーナさえ

ダンスをしている、というよりは、音楽に合わせて身体を動かしている、という印象を受けました。歌詞の意味や曲のリズムをもっと感じて、1曲ごとにしっかりと向き合っていくことが課題かなと思います。全体的に流して踊ってしまっているので、止まるところは止まるなど、メリハリをつけられるようになりましょう。

曲中の移動などもダンスの一環です。立ち姿までを気にしたり、綺麗な姿勢を作るために体幹を鍛えたりするともっと良くなると思います。

 

4位、石橋バイオレットえりか

振り付けは入っているものの、一人だけ違う動きをしているように見える箇所が多々ありました。グループでやっていく以上は、グループをよく見せるために絶対に修正をしなくてはならない点だと思います。広い視野を持って、グループの一員としての自分を見ながら練習に取り組んでください。そのような部分に、誰かに言われるのでなく、自分から気づけるようになることが最初の課題です。上手な人を沢山見て、イメージトレーニングをするのも良いと思います。

 

全体

ランキングはつけましたが、技術面では大きな差はないかなという印象です。パフォーマンスへの向き合い方や意識が今後のランキングに大きく影響するのではないかと思います。

技術を磨くことももちろんですが、ステージにアイドルとして立つ以上は、人を楽しませる気持ちや歌詞の意味を表現しようという気持ちがもっともっとパフォーマンスに現れてきてほしいなと思いました。