●経堂のピアノ教室、バイオリン教室、リトミック●ピアノで親を恨む?!!
子ども格差の経済学-「塾、習い事」に行ける子・行けない子-を読みました。
内容は、塾や習い事だけでなく、教育について社会の政策にまで言及していました。
読む前に想像していた内容とは少し異なっていたのですが、習い事の中で、ピアノのことが書いてあったので、紹介します。
本書の第2章において、下記の記述があります。
ピアノや絵画など芸術活動を幼少の頃から経験した子どもが後になってどうしているか、あるいはどう思っているか、大別して次の5つがある。
第1~4のグループを説明した上で、第5のグループは、
幼少の頃のピアノなどの習い事になじめず、むしろ親を恨むようになったりして、結局は途中で習い事をやめる人々である。
親としては、子供が将来楽器を演奏してくれたらいいなーとか、自分が弾けなかったから子供にはやってもらいたいと思って、習わせたパターンでしょうか。
なのに、最後には「親を恨む」ところまでいってしまうとは、なんとも悲しい話です。。
ただこれ、すごく極端なたとえかというと、実はそうではないのです。
私のママ友世代の中にも、ピアノ習っていたけど、本当に嫌で嫌で仕方がなかった。
無理やりやされていたけれど、やめた時は嬉しかった。
という人が多いんです。
ただ、今思うとあの時頑張って続けていたら良かったと思う。何年も通ったのに、今では楽譜も読めない。という方が多いです。
聞いていた、本当に残念でもったいない気持ちです。
ピアノ、確かに嫌な習い事のイメージがあるかもしれませんね。
ですが、当教室では、ピアノやヴァイオリンが嫌なイメージの習い事にならないように、何とか楽しく出来ないか!と日々研鑽を重ねています。
そして、プロの音楽家にならなくても、たまに趣味として演奏したり、また他の方の演奏をコンサートやCDなどで楽しむようになってくれればいいなと思って指導しています。
これからも嫌な習い事と思われることのないように、色々楽しく取り組める工夫をしていきたいと思います!