こんにちは。
本日は、日本海軍 昭和15年制定の
冬用飛行帽をご紹介したいと思います。
ずっと気になっていた飛行帽です。
今回はこの飛行帽を製作いたしました。
特徴は、耳あての穴が開いている状態の為、レシーバーは上から装着できますし、伝声管も収納できるふくらみが持たせられています。
(耳穴は、裏から耳蓋が付いております)
実物冬用はアルパカや兎毛などがあり、夏用は毛の無いタイプです。
タックが数箇所入っておりますので、すっぽり包まれるような丸っこい形になります。
よくご覧頂きたいのですが、海軍の前期型・後期型、陸軍の耳あて・後頭部調整ベルトの合わさったような、考えれば考えるほど凝った飛行帽で、作りながら沢山の驚きがありました。
この角度から見ますと後期型のようにも見えますよね。
偵察員
伝声管が入っています。
電信員
レシーバーを上から装着しています。
映画『少年航空兵』の教官
この飛行帽を被っていますね。
『空の少年兵』訓練生
毛が無いタイプを被っています。
みなさま、いかがでしょうか。