【新作】 昭和15年制定 日本海軍 冬用飛行帽 | 軍装 製作 赤とんぼのブログ  インスタグラムはこちらです→ ki9.k5y

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日本軍の歴史に興味があり、その歴史を残していく方々の中のひとりになりたいという思いで製作に励んでおります。日々研究し、オーダー製作、修復もしております。ヤフオクに出品中の商品はこちらhttp://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/ryotacrash?



こんにちは。
本日は、日本海軍 昭和15年制定の
冬用飛行帽をご紹介したいと思います。

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ずっと気になっていた飛行帽です。
今回はこの飛行帽を製作いたしました。


イメージ 6この飛行帽は主に電信員・偵察員の搭乗員の方が使用していたタイプです。
特徴は、耳あての穴が開いている状態の為、レシーバーは上から装着できますし、伝声管も収納できるふくらみが持たせられています。
(耳穴は、裏から耳蓋が付いております)


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実物冬用はアルパカや兎毛などがあり、夏用は毛の無いタイプです。
タックが数箇所入っておりますので、すっぽり包まれるような丸っこい形になります。


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よくご覧頂きたいのですが、海軍の前期型・後期型、陸軍の耳あて・後頭部調整ベルトの合わさったような、考えれば考えるほど凝った飛行帽で、作りながら沢山の驚きがありました。


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この角度から見ますと後期型のようにも見えますよね。


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偵察員
伝声管が入っています。


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電信員
レシーバーを上から装着しています。


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映画『少年航空兵』の教官
この飛行帽を被っていますね。


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『空の少年兵』訓練生
毛が無いタイプを被っています。





みなさま、いかがでしょうか。