「本を読みなさい。読んだほうがいい、いや読むべき」
この呪文をたたき込まれる度に、
“本が嫌い”になった人。
このタイトルに、少しほっとしましたか?
じゃ、このエッセイを読んでみてはどうでしょう。
恐らく、“自分は本嫌いなのだ”という思い込みから、解放されます。
いや、解放されるはずです。
◆本は読めないものだから心配するな/管 啓次郎
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内容紹介
いつか満月の夜、
不眠と焦燥に苦しむきみが
本を読めないこと
読んでも何も残らないことを
嘆くはめになったら、
このことばを思いだしてくれ。
本は読めないものだから心配するな。
ーー本文より
旅の途上で、満天の星の下で、本を語り、
世界に通じるためのレッスンを語る、
実用的にして非啓蒙的な、
読書批評エッセイ集。
著者:管啓次郎(すが・けいじろう)
比較詩学研究、明治大学大学院教授。
著書に『コロンブスの犬』『コヨーテ読書』
『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル』など。
詳細は著者:管啓次郎氏のブログ を。
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(記:日下恵子)