「りんご病 闘病記2」

3/17 朝起きたら腕と太ももに赤い発疹が出ました。特に痒みも感じず、風邪薬が合わないのだろうと勝手に判断。一先ず早く寝たら治るだろうと思い早く寝る。
夜中、手足が痒く眠れなくなる。

3/18 夜中、手のひら、足の裏がめちゃくちゃ痒くて目が覚める。痒いってもんじゃない。もうかきむしるくらい痒い。掻くとさらに痒みが増してもう頭がおかしくなる感覚に。なんとか仕事に行くが、手足に膨張感を感じ、動くたびズキズキと関節が痛み少し動きづらい。立ち上がる時、階段を登るときも痛みを感じる。
悪寒と痒みになんだか不安を感じつつ、早く寝れば治るべ〜と安易に考え19時には就寝。ところが、強烈な痒みと暑さからパニックになり、夜中救急へ。
「は?なにこれ?わかんないわ」で診断不明。溶連菌の検査を受けるも陰性。医者も看護婦も首をかしげる。ちなみに発疹は少し収まってよく診なければわからない程度。
痒み止め軟膏を処方され帰る。

3/19 関節の痛みとだるさと手足の痒みをこらえなんとか出勤。体調も悪く周囲に気を使わせてしまう。
黙って座っていられず一先ずじっとして退勤時間を待つ。流石にこの体調の悪さはおかしいと思い、発疹が出てからの症状を考え皮膚科受診。
そこで「大人のりんご病」だろうという診断がおりた。私の場合、首、四肢のリンパと関節が腫れている状態だとのこと。
念のため血液検査しましょうということで血を採る。
それからカロナール500mg処方され帰る。職場に念のため連絡。体調が悪いようであればいつでも連絡を頂戴という言葉を頂く。

その夜から手足に異常な熱と痒みを感じ眠れず、手もむくんでうまく動かせない状態となる。

3/20  朝から娘の歯科受診と予防接種で動かない体を必死に動かして受診しに行く。その夜から変化が起きた。夜中、指一本動かない。足も手もパンパン。関節という関節が腫れているかのように熱を持ち、立てない。はえずって、なんとか立ち上がりトイレへ。
酷いめまいと全身の痛みに苦しくなる。

3/21 目が覚めると体が動かない。とにかく動かない。手足が痛くて立ち上がるのが難しい。血液が全部下に下がるような感覚になり、手足がはちきれそうになる程浮腫み、それがまた痛くて辛い。足を動かそうものなら激痛が走ってとにかく痛いし、筋肉痛のようなものも加わり、ペットボトルの蓋も子供のオシメの横点線が切れずオシメを取り替えることすら出来なくなる。服も着替えることが出来ず家事の一切を母親と旦那にお願いする。