帰命法師という女性 | 齋藤明里オフィシャルブログ「あかりの。」Powered by Ameba

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帰命法師という女性の話をします。

『氷雨丸』の台本を頂いて最初に読んだ時、きっとこの物語のなかで彼女が一番人間らしい人だと思いました。
迷い、葛藤し、選んでも、それでもまた迷う。
人の心はずっと揺らぎ続けるもので、それが誰よりも出ているなと感じました。
もちろん、常花新地を統治するものとして強くいないといけなかったのですが、それが出来たのは未来のために今を犠牲にすると決めた覚悟、そして久遠法師という存在があったからです。

ずっと人間らしさを求めて役作りをしていったのですが、途中で少しだけその方向性は変えていきました。

人間らしい、から、女性らしい、にしたのです。

女性らしいとは何でしょうか。
色々考えられるのですが、俗に言うテンプレ的な女性らしさ(良くも悪くも)、というところを考え帰命法師に取り入れました。

男女逆転遊廓の世界で、男性と女性という垣根が解け合うなかで、あえて1番女性らしい女性であろうとしました。

強くあろうとすること、弱くなってしまうこと、覚悟をしようとすること、覚悟をしきれないこと、諦めること、自分を犠牲にしようとすること、犠牲に出来ないこと、守られること、守られてしまうこと、守れなかったこと、全ての覚悟を持って挑むこと、挑みきれなかったこと、報いを受ける覚悟を持ったこと、それでも、彼女の考える報いを受けられなかったこと。

様々なことを成しきれなかった彼女の選択した未来がどうなっていくのか。
その物語は描かれていません。

きっと彼女にとっての報いはひとり、ということそのものだと私は思います。

でも、生きてこそ繋がる未来。

業を背負って、なお生かされた彼女だからこそ選べる未来がきっとあると思うのです。

命を繋げてくれた大切なあの人のためにも、彼女にはこれからも生き続けてほしいと、私個人としてとても思っています。


今、この時に、帰命法師という女性の役を演じることが出来てよかったです。
彼女に出会わせてくださったレティクル東京座さん、共演者のみんな、作品を愛してくださったお客様がた、ありがとうございました。



なによりも、今回も劇場に脚を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
お客様がいてこそ成り立つのが演劇。
皆様が観にきてくださることで、私は、女優としていられます。





素敵なお花、プレゼント、お手紙もありがとうございました!



また劇場でお会いできますように。



あかりったー
@akaritter0113

いんすた
akagram0113


(aωa*)ノシ

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