ラーメンヲタクもといフリークの皆さんがよくアップしているので、ご存じのことでしょうが、やっと『えびどろ』を食べに行けたということでありますが・・・

入店すると先客が3名座っておりました。そこでお客が座って食べているのを見て長い方のカウンターに座ろうとしたところで、女店員さんにこちらにどうぞと言う感じで入口側のカウンター席に座れとのご指示でありました。

ん~これはちょっと嫌ですわ。

どこに客が座ろうと問題ないのでは?客と客との間を考えて座わらせようと考えたのだろうけど、今日は寒いんだよね。混雑しているのではないのだから、寒い外気が感じられる入口に背を向けたくなくて、奥に座りたかったんだけどね?

女性従業員さんはセッセと立ち仕事で動いて働いているので分からないのでしょうが、こちとら雨ん中、傘を差してやってきたのですから、寒さということに関してはかなり重要なポイントなんだけどね。接客を丁寧にしていることが、全くの逆効果を起こすことがあるのを十分に考慮して欲しいところだ。

まぁ~前置としてしっかりと言うことは言わせてもらって・・・

実際のラーメン?(麺料理)ですが、客の注文があるたびに一つずつ手鍋で作っているようですが、これはドロッとした汁に熱を入れて焦がさないようにするための技なのでしょうね。そんなところなのでしょう。
この土曜日だけは『えびどろ』専用曜日になっているのでメニューも1つしかないから、店主としてもラーメン作るのも楽だろうことが分かるし、鍋もコンロに4つほど並んでいたりする(笑)。
麺茹でが作成時間の律速段階であるようで、スープは直ぐにできるとしても太麺が茹で上がるまでに時間がかかるようだ。
それで出来上がったのが、この画像。

$つれない個人の独り言-えびどろ


見た目は普通のラーメンって感じだけど、名前通りにスープの粘稠性はかなり高く、まったくサラッとなんかしていない。
それでは、そのスープと言うか汁を嗜んでみたけど・・・

ん~ハッキリ言って・・・賞賛している人には悪いが・・・

なまら、塩っぱいんだよね。

自分は道産子なんで味付けもかなり濃くても問題ないんだけど、なんでこんなに塩っぱいんだろうね?
太麺に絡めて食べることを重点に置いていることが予想されるけど、この『えびどろ』はスープを楽しむ様なラーメン的な料理ではないのだろうね。ドロドロしたあんかけの粘稠性高いソースを麺につけて喰うと言う新しい分野の麺料理と考えれば良いのかもしれない。いわゆるカルボナーラのソースがかなり多いバージョンってことです。

でも、あの塩分だけはちょっといただけないなぁ~

って言うのはエビの旨さと言うかエキスが塩分で覆い隠されているんで、本当の旨さが伝わって来ないって言ってしまいましょう。
たぶん、この店主のことだから、上手な仕込みをして旨いラーメンを作って、お客に楽しんでもらうと言う考えなのはよく分かるのですけどね。
旨いのだろうなぁ~って事は分かるんだけど、塩分落として、さらに粘稠さをもう少し落としても良い感じがするんですよ。普通のエビ出汁ラーメンにすると面白くないので、ドロさは残した方が良いですけどね。そんな中で。食後の喉の渇きは殆どないので、化学調味料には頼っていない良い出汁なのは分かるのですが・・・

そうそう!ドロドロしたスープ(?ソース)ですけど、あの温度は凄く絶妙ですよ。あれ以上に熱ければ、間違い無く上顎大火傷することでしょう。食べるのに適温なのは、さすがにプロが作ったことが分からされる一品です。

麺は太麺でもちもち感があり食感もあり、量も適度で喰った感じがします。これはこれで特徴あって良いですね!

具材は万能ネギの小口切りと大きなメンマに桜エビが振りかけられていますよ。桜エビを食べた時はさらに強いエビ味が感じられますが・・・

チャーシューはバラ系が2枚で、その他、塩気を紛らす口直し的なキャベツは旨っすわ!

ん~そうだなぁ~まとめると、
もう少し塩分落とすことで、エビの旨さを前面に出した方がもっと旨くなるのではないだろうか?と思われるエビソース麺と言うことで締めくくりますです。ハイ。(I'm not a majin B:笑)

別談っすが、4人で来店した後客の一人がライスの上にスープをかけると旨いはずだ!とライスを注文していましたが、その通りだと思いました。ライスがはかどることでしょう。


店 名:えびどろ(麺のひな詩)
住 所:札幌市中央区北3条東3丁目 酒井ビル1F
営業日:土曜日のみ(平日、日曜は『麺のひな詩』として営業)
営業時間:11:00~19:00 (スープがなくなり次第終了)