多くのサイトでもラヲタの人にも人気のお店に、

『あらとん』さんがあります。

豚骨ベースに魚のアラを加えた今までの札幌ラーメンをくつがえす味ですけど。確かに風変わりと言うジャンルでは『満点』を上げることができましょう。

しかし、私的に総合点で『満点』をつけることはできません。
なぜならば・・・

簡単ですよね。

『魚のアラ出汁』

これが万人に受け入れられるのか?を問うてみると、絶対に無理と言うことですね。

個性的なスープで面白いですが、魚が嫌いな人もいるでしょうし、スープにあれだけの魚臭みがあれば、一口食べて拒絶する人もいるでしょう。

実際にラー店の知り合いもいますが、その人は
『俺にはできない味だね。味とかではなくて、魚が嫌いだから』
と言う(笑)。
真似ができないのではなくて、自分が考える味ではないと言うことらしい。でも、それはそれで納得できますわ。

辛つけ麺は、ニンニクとショウガなどで上手に臭みを消し去っていますが、それでも魚臭さは分かりますよね。

ラーメン評価は個人の味覚にあったラーメンを紹介するのであり、
旨いと思えばお勧めするのは必然的なこと。
しかし、魚臭いのがいかにもダメそうな女性へ
『旨いから食べて行ってみたら?』
と絶品のようにお勧めできるだろうか?私には無理(笑)。
そんなこともあり、私的には『あらとん』さんを絶品と紹介することはない。

『旨くない』などと、全然そんなことを言っているのではない。
へそ曲がりなのかもしれないが、誰もが言うようにお勧めすることはない。実際に自分が何度も出向いて食べているから、そのようにも言える。


それと苦言を言うには・・・

『いつ食べに行ってもヌルいんだよね』
旭川ラーメンのスープと同じくらいの温度だろうかね?
それより低いかな?

つけ麺で『温盛』を注文しても、麺も『ヌル盛』なんだよね。
( → と言うことはつけ汁もなのですが)
おそらく、あの太麺に再度熱を加えて温盛にすると麺同士がひっ付くからだろうかね?
客の回転を考えて、ある程度のスープのヌルさで客に提供しているのだろうか?それならば、残念ことだ。
現在、真冬日が連続して寒い毎日だが、暖かい室内で熱いラーメンを喰うのが醍醐味と考えるが、あのヌルヌルしさを考えると満点は絶対に上げられない。それとも、器に熱が奪われることを計算していないとしたら『落第点』だね。
加えて、ヌルいと魚臭さも強調されることだろうね。

他に気がついたことは、
カウンターのところに『仕込みに使うアラにより味が変わる』ようなことが書かれているが・・・
そこまで書いているならば、壁メニューの一画に『今日使っているアラ』として、書いて張り出せば良いのではないだろうか?
その方がお客受けも良いだろうし、ラヲタにも違いが分かりやすいと思う。それくらいのサービス心は持って欲しいところだよね。

そうだなぁ・・・
今になってみると、東京の『麺屋武蔵』よりも濃厚と言うか魚強いような気がするけど・・・?
また、東京に行って食べて比べてみないとダメなんだろうか?
味忘れたかも?(笑)
そんな暇、もとい金がないと言うのが本音(爆)。