大学生時に留学生に教えてもらいながら作ったインド風のスープカリーが旨かったのを覚えているですよね。
タマネギを微塵切りにして、それを炒めてアメ色にしてから、生トマトを加えて、塩にスパイスを入れて、水をちょっと加えてできたスープベースに海老なんかを入れて煮込んで食べたなぁ・・・
さらにはイーストを使った本格的なナンも旨かったなぁ~。
その人は敬虔なモスリムだったので、自分で絞めた鶏でないと食べなかったよなぁ・・・・などと思い出したりします(笑)。

それでは、話を本題に移しまして、
今年の1月5日に新規開店したスープカレーのお店を紹介します。

オーガニックスープカレー ヴェロニカ
場所:札幌市中央区宮の森1条18丁目1-29
営業時間:11:30~23:00
    (15:00~16:00休憩、ラストオーダーは22:30)
不定休

ベロスープ
画像はヴェロニカエスニックチキンカレー
どうですか?大きなニンジンにオクラ、ジャガイモ、ブロッコリーの色が鮮やかでしょう?
スープはトマトの味がしっかりした優しい辛さです。
チリ
強い辛さを好む方は別皿に用意される青トウガラシを少し入れて調節すると良いですよ。

お味は・・・・・!

うんまいと言いましょう!

その理由ですが、オーガニックを屋号につけているように、自然素材でカレーを作っているからなのです。
もちろん、他店にも美味しいカレーはありますが、この店は自然素材に加えて、無化学調味料のスープカレーなのです。いわゆるラーメンでよく言われる無化調スープ・・・・無化調スープカレーなのです。
このカレーは旨いと言うよりも、体に優しいスープカレーである概念が先に出てきますので、また食べたくなります。
だから、旨いよりも『うんまい』なんですよ。
他店の旨いカレーは食べたいと気持ちが働きますが、このヴェロニカさんでは気持ちよりも体が動いてしまうと表現したら良いのでしょうか?そんな感じです。

ラーメンと同じように、若い人はコッテリのスープカリーを好むことでしょう。しかし、前もって言いますが、ヴェロニカのカレーは全くコッテリしていなく、野菜の旨味がしっかり出ているアッサリスープと言えます。ここが玄人好みのカレーではないか?と自分では思うのです(笑)。この点は若者には賛否両論になるように思います。

具は上記の通りですが、まるまる1本入ったチキンレッグはよく煮込まれており、スプーンでも取れるくらいの軟らかさ。
野菜も新鮮であり、自然の甘さで美味しいですね。特にブロッコリーは油でサッと揚げられているのですが、これがホント美味ですわ。
香ばしくてこんなに旨い物とは思わなかったなぁ~(笑)。
黒米
それとライスですが、このヴェロニカさんでは『黒米』を少し加えて炊き上げたものです。この黒米がアクセントであり、他店と違う個性を出しています。黒米のためか?お米に艶と味が出るんですよ。私も実際に黒米を購入して実践して食べてみたので、それは確かなことなんです(笑)。

そうだなぁ~某無化調ラーメン店・・・・

やっぱ、言うわね・・・・国民食堂さんと同じようなコンセプトのスープカレー店と私は地位付けします。
嫌みのない自然の旨さが伝わってくるスープカレーのヴェロニカさんでした。旨さが分かる人にはぜひお勧めです。

場所は宮の森から盤溪に抜ける道にあります。少し分かり難いかもしれませんが、大倉山シャンツェを目指して車を走らせ、今度は宮の森シャンツェには向かわずに盤溪方面に行くと良いです。夜の店内で市街夜景を見ながらスープカレーを食べるとかなりロマンチックだよね(笑)。

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