小路幸也『失踪人~磯貝探偵事務所ケースC~』です。
私の好きさレベル5段階評価の『4』です。
今回の依頼案件には、予測不能の真相が!?
〈ケースA〉は浮気調査、〈ケースB〉は身辺調査、〈ケースC〉が失踪人。
〈ケースZ〉もありますが……。
探偵業も徐々に軌道に乗ってきた磯貝公太だが、事務所のファイルケースはアルファベットごとに分類されている。
A=浮気調査、B=身辺調査、C=人捜し……。
小樽にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の主である青河文が紹介してくれた新しいクライアントは、文の同級生で親しい間柄の有名俳優・西條真奈。
真奈からの依頼は、仕事を辞めて引っ越してから、まったく連絡が取れなくなった姉の行方捜しだった。
真奈の姉・最上紗理奈は北海道知事の特別秘書を務めていた。
ところがあまりにも手がかりが少ない。
ひとつずつ丹念に調査していく磯貝が行き当たった最大のヒントは、古いスーツケース。
そして、その背後に見え隠れする、あまりにも暗い事情――。
そのスーツケースにはどんな謎が?
果たして紗理奈の安否は!?
謎が謎を呼び、混迷を極める案件だったが、最後に待ち受けるのは?
予想できない〝大どんでん返し〟の探偵小説!
「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、ご当地・北海道が舞台のほろ苦い探偵小説!
必須設定でしょうが・・・父や妹の気持ちを考えると・・・ですね(;'∀')
文さんの<嘘を見抜ける力>は健在でしたね。
記憶は戻らないままなんだろうか?
シリーズがもっと進んだらどうにかなる?!
落し処は予想通り。
大どんでん返しとは成りませんでした^^
次作に期待です(^^♪