2010-07-23 22:32:56

海、空、藍の色

テーマ:徳島あれこれ

青は藍より出でて 藍より青し・・・


“JAPAN BLUE”として


世界に知られる「藍」の色。


徳島県産「阿波藍」の歴史は

平安時代にまでさかのぼると言われ、

江戸時代、その隆盛を極めました。


日本最大の藍の産地として知られた吉野川流域。

平野が少なく、洪水による土砂の入れ替わりが激しいという

稲作のデメリットを、

「藍作」のメリットとして活かしたことから、

阿波藍の繁栄の歴史は始まりました。


藍染め 写真2

写真:「阿波ナビ 藍染め」より




吉野川流域には多くの藍問屋が軒を連ね

日々たくさんの藍が

大阪、名古屋、江戸へと運ばれてゆきました。


木綿作りが全国的に行われるようになった時代背景。


栄えに栄えた藍商人たちは

競い合うように“うだつ”を上げ

脇町は今でも、当時の面影を色濃く伝える

「うだつの町」として 親しまれています。


現在でも、全国に流通する「すくも」という

藍染めの染料は、そのほとんどが徳島産。




長い歴史、伝統を積み重ねてきた「阿波藍」


徳島の誇る魅力のひとつとして、欠かすことはできません。



庵日記-kajimotoai


こちらは、徳島市内の藍染工房


「一草」(いっそう)


を主宰されている

梶本 登基子(かじもと・ときこ)さんによる暖簾。



庵日記-kajimotoai2


光の加減、揺れ具合で

驚くほどの色のグラデーションを生み出します。



「藍の色は広くて、深くて、漠とした・・・海や空へもつながっていく

“青”の世界へいざなってくれるような、そんな気がしてやみません。 」



梶本さんの言葉にあるように、

たゆたう青を見つめていると、

この一枚の暖簾の中に 海や空と同じ

“自然”そのものの色合いが生きている。



そんな不思議に胸をうたれます。



庵日記-kajimotoai3


「一草」では

徳島産の藍に

クヌギ・カシ・サクラなどの木の灰汁を加え醗酵させる、
昔ながらの伝統的な技術によって作られた

天然染料のみを使って

染め上げる製法をとられています。



いつくしむような丁寧な手仕事を通して生み出された

作品達は、

「茜庵」という場所に、藍のもつ「凛」とした美しさとともに

どこかほっとする、たしかな安らぎを

与えてくれるようです。



庵日記-noren

徳島の、日本の誇る、美しいもの。

歴史に磨かれた伝統。

絶やすことのできないもの。


美味しいお菓子はもちろんのこと

それに付随する、和の奥行きある世界の物事を

大切に、

そして、少しずつでも発信してゆきたい。

それも、私たちの使命と心得ています。


茜庵にお立ち寄りの際には

ぜひ、その穏やかで、心安らぐ色合いに

目を留めていただけたら、幸いに存じます。



茜庵ホームページ www.akanean.com

*「茜庵」を、お取り寄せしよう!

「茜庵オンラインショップ」

http://akanean30.shop-pro.jp/







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