お恥ずかしい話ですが、パーキンソン病の宣告を受けたあと、終活してました。


マイケルJフォックスさんのことがあったので短命になる病気ではない、というのは知っていましたが、薬剤性パーキンソニズムの症状がスピードも速く、症状も重かったので、発症したらあっという間に体が動かなくなり目も見えなくなると思い込んでしまったのでした。

(薬剤性のときは一ヶ月でヤール3くらいまで進行してしまっていました)


それで退院した後、すぐに終活しました。


日記や手帳類を捨て、銀行口座の整理、株の売却、洋服やアクセサリーの処分…


3年〜5年後、と言われたのに。

恐怖心からいつもガタガタ震えて、認知の歪みが酷かったです。

ようやく最近、落ち着いてきました。


アメブロの前向きなブロガーさんたちのおかげです。

あと、支援団体コントロールPDさんの100人インタビューからも安心感をいただきました。


実は終活は二度目です。

一度目は一昨年の乳癌のとき。


親しい友人を二人、乳癌で見送ったのもあり、わたしの中では、乳癌=死のイメージが大きかったです。

(まだ寛解ではないので、もしかしたら3月の2年目検査で再発転移があれば、死を突きつけられる可能性は否めません)


術後、からだが回復してきた頃、終活をしました。

このときは、主に資産や保険関係です。相続のとき困らないように。


癌になる前は無関心で放ったらかしだった保険、土地家屋の権利、役員として勤めている会社の登記簿や役員手当のこと、税金のこと…

はじめてしっかり確認できて良かったです。


どのみち、あと10年かそこらで必要になることです。

子どもも成人し、いろいろ見直す機会にもなりました。