がんばれ熊さん

催眠商法の手口を全てばらします。


テーマ:

 

わが目を疑う光景がそこにあった。

 
長年食品スーパーに勤めているがここまで大胆不敵な姿は初めて見た。
 
「ちょっと、熊さん、こっち見て!」
 
鮮魚のパートさんに呼ばれた。
 
鮮魚の作業場から、マジックミラー越しに店内を見た。
 
店内からは鏡になっているので作業場は見えない。
 
目の前のおばさんは、ちょうど商品棚と商品棚の間の目立ちにくいところに立ち、手にはお菓子を持っていた。
 
私を呼んだということは万引きか?
 
と思った瞬間。
 
いきなりそのお菓子に手を突っ込み、ポリポリしだした。
 
そして、しばらく棚の商品を眺めて、またお菓子をポリポリと食べだした。
 
うちのお菓子を勝手に取って食べているのか?
それとも、他で買ってきたお菓子を食べているのか?
 
そして、おばさんは動いた。
 
鮮魚の男のアルバイトを連れ、後を付けた。
 
出口に向かっている。
 
レジを通さずにその商品を外に持ち出したら万引きとして捕まえられる。
 
その時だ。
 
後ろを付けている私たちの存在に気付いたおばさんが逆に声をかけてきた。
 
「すみません」と。
 
探りを入れてきたと思った。
 
万引き犯は声をかけられるのを嫌がると言われているが、自分から声をかけて、疑われているのかを探る人も多い。
 
「これ、捨ててもらっていいですか?」
 
私たちに空っぽになったお菓子の入れ物を渡そうとしてきた。
 
私 「はい?」
 
おばさん 「お金は、払いま・・・・」←若干聞き取りにくい。
 
私  「いや、お金を払うとかの問題ではなくてね」
 
おばさん 「じゃあ、自分で捨てるので捨てるところはどこですか?」
 
私 「そうじゃなくて、店内で食べたらだめですよ」
 
おばさん 「買いましたから」
 
「じゃあ、レシート見せてください」と言うと、ごそごそと財布からレシートを出してきた。
 
少し前にレジを通していた。
 
「なんで店で食べたんですか?」と聞くと
 
「えっ?」と聞こえていないようだ。
 
大きな声で「店の中で食べたらだめですよ」
 
やっと通じたが、今度は
 
「じゃあ、外で食べる場所はあるんですか?」だ。
 
「外も食べる場所はありません」
 
「とにかく、店の中では食べないでください」
 
「えっ?」とまた聞こえていないようだ。
 
「店の中では食べないでください」
 
大きな声でやっと
 
「分かりました」と帰っていった。
 
見た目は60代後半
 
年齢からくる行為だった。
 
私は、てっきり、万引き犯だと思った。
 
店の目立たないところで食べて、そのまま逃げる手口だと思った。
 
しかし、違った。
 
後で考えると
 
万引き犯が店の中で、たとえ目立たない場所とはいってもその場で食べるだろうか?
 
食べないと思う。
万引き犯は、ばれないように持って帰る。
 
100%とは言わないが、年配者でこういったことをする人は、万引き犯ではないんじゃないかと思った。
 
お金を払ったから食べようという考えだろう。
 
もちろん、その考えは普通ではない。
 
年齢からくるものだ。
 
なので、万引きの疑いよりも、「年のせい」であることを疑った方がいいと思った。
AD
いいね!した人  |  コメント(19)  |  リブログ(4)

ロバート・熊さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。