Vladimir Putin

 

 

ロシアのプーチン大統領は、第10回国際安全保障モスクワ会議で演説。

 

「世界の状況はダイナミックに変化しており、多極的な機構の輪郭が形成

 

されつつある。

 

このプロセスを妨害しているのは西側のグローバリスト勢力であり、

 

あらゆる手段を用いて代替的・主権的な発展の道程を阻止しようとしている。

 

そうすることで米国とその属国は自身の支配の維持を目指している」

 

 

「それが、いわゆる集団的西側が意図的に欧州安全保障システムを破壊し、

 

新たな軍事同盟を構築している理由だ。

 

NATOブロックは東側に動いており、ミサイル防衛システムの配備や攻撃力

 

の強化など、軍事インフラを拡大しつつある。

 

言葉の上ではこれは偽善的に欧州安全保障強化の必要性として宣言されている

 

が、実際に起こっていることはちょうど真逆になる」

 

 

「覇権を維持するために西側に必要なのは紛争であり、

 

まさにその理由で西側諸国はネオナチ思想の普及やドンバス住民の大量殺戮に

 

目を瞑ってきた。

 

また重兵器を含む武器をウクライナに供与し、現在も供与し続けている。

 

これら条件下において、国連憲章に完全に従ったうえでウクライナで特別軍事作戦

 

を実施する決定に至った。

 

作戦の目的は明確かつ正確に定義されており、それはロシアおよびその国民の

 

安全確保、ドンバス住民をジェノサイドから守ることにある。

 

ロシアは今後も国益を守り、同時にロシアの同盟国を守り、全ての民族の

 

権利と文化・文明の多様性が保証されるより民主的な世界の構築に向けて

 

策を講じていく」

 

と語りました。