2日経ってしまいました(>_<)
6月28日(日)は
ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan
熊本地区予選が行われました。
自由曲コースに
生徒数名と長女が参加しました。
コンクールでも発表会でも
当日を迎えるまで
一人一人色んなドラマがあります。
コンクール前日のレッスンのとき
暗譜が怪しくなり
ミスも多くなり
思うように弾けずに涙が出てきた子がいました。
(その前の週までは暗譜も確実で
安定していたのですが)
でも、ずーっとずーっと
努力していた子だったので、
私は、大丈夫大丈夫!
乱れたのが今日で良かったね。
明日は絶対に大丈夫!
と声をかけました。
自由曲コースなので
曲のレベルも演奏のレベルも様々です。
他にも色々と不安に思うことが
あったのでしょう。
でも、周りがどんな曲を弾こうとも、
どんな演奏をしようとも
◯ちゃんは◯ちゃんのピアノを
弾いたらいいんだよ。
と話して
最後のレッスンの終わりには
気をつけるところではなく
◯ちゃんのいいところを伝えて終わりました。
本番、私はステージ袖の
スタッフだったのですが
もうそこで私ができることは
生徒たちの緊張で冷たくなった手を
温めてあげること
大丈夫大丈夫!と言ってあげること。
それくらいしかありません。
前日のレッスンで涙だった◯ちゃん。
待っている間はとても緊張していたけれど
いざ弾き始めると
それはそれは気持ち良さそうに
自分の世界で自分の音楽を表現していました。
その後ろ姿を舞台袖から見守っていると
これまでの色んなことが思い返され
涙が出ました。
他の子たちも
当日を迎えるまでには色々あったけれど
みーんな!本番が1番良かったですよ♫
もちろん、全て完璧にとはいかず
それぞれ課題はありましたが
去年より、前回のステージより
成長がはっきりと感じられました。
そして終わった後
生徒全員がいい顔をしていました。
やりきった顔をしていました!!
それが嬉しかったです。
今回も一人一人に丁寧で
温かい講評を書いて下さり
質問タイムでは実際に直接アドバイス下さり
とても贅沢な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました☆
ピアノってすぐに上達するわけではないので
コツコツ積み重ねる日々は
地味で孤独なこともあるけれど
でも、一生懸命向かっていれば
必ず前へ進んでいます。
大きな1歩でも
劇的な変化じゃなくてもいいと
私はそう思います。
1歩1歩でいいんです。
今回は全員
次へつながったので
また秋の本選へ向けて
1歩1歩を大切に確実に
生徒と一緒に歩んでいこうと思いました。
コンクールが終わった後は
先生方とお食事に行き
そこでも音楽の話で盛り上がり
楽しいひと時でした♫
お料理もとても美味しかったです♡