『日本人に謝りたい』 1 モルデカイ・モーゼ著 | 貴影

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この本を書いた著者、モルデカイ・モーゼという人は、


1907年にウクライナに生まれたユダヤ人です。


ドイツに亡命したのちアメリカに住み、米国籍をとりました。


国際連盟労働局で極東問題を担当し、


第二次世界大戦中は、ルーズベルト大統領のブレーンとして


日本を研究し、戦後の対日処理立案にも加わりました。


そしてマッカーサーが日本に来たときは、


労働局長として同行しています。




そんな彼が、ユダヤの理想が


戦前の日本に体現されていたことに気づき、


ユダヤ人こそ日本人から学ばなければならないとして、


自分達が戦前の日本のすばらしい制度を


ことごとく壊してきたことを告白し、後悔しています。




モーゼ氏は、共産主義はユダヤ人が作り出し、


日本共産党委員長を育て、美濃部達吉の「天皇機関説」も


国家機能弱体化運動の一環であったと述べています。




また、戦前の日本の家族制度について


「あんなすばらしい制度を壊してきたことも間違いだった」と


告白しています。




それは、日本の家族制度が強固のため、


労働者は失業しても家族が支えてくれるので


労働運動などする必要がない。


この家族制度を壊さない限り、


日本へ階級闘争を持ち込むことは非常に難しいということで、


躍起となって家族制度を壊そうとしたというもです。




モーゼ氏は、「日本を誤解していた。


日本の君民制度はすばらしい。


この制度の中にこそユダヤの永遠の理想がある」と


いい切っています。




アメリカから突きつけられる「年次改革要望書」も含め、


日本が闇の権力に付け入るすきを与えていろ原因は、


日本人が先祖伝来の精神性を失い、


日本人としてのアイデンティティが破壊されたことにあります。


また、日本の教育がこれほどまでに崩壊している背景には、


戦後、押し付けられた憲法が


大いに影響していると語る方がいらっしゃいます。




憲法の中に「自由・平等・博愛」の精神が盛り込まれているのですが、


「公共の利益」「国家に義務と責任を持つべし」という言葉は


入っていません。




それを入れないで、自由・平等・博愛だけを主張しているところに


問題があると語ります。




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