さて、なんだかんだでそろそろゴールデンウィークが近くなってきました。
テレビでも、ゴールデンウィークに何処へ行く感満載な特集なんかが組まれていました。
そんな中で目にしたのか東京観光。
せっかくの連休、何処かへ行かないのかい!?
と、思ったのですが、よく考えてみたら地方の人達が連休を利用して東京へ観光等に来る事もありますね。
あとは、関東近郊でもガソリン代や高速道路の割引などの問題、物価高の影響でゴールデンウィークは旅行に行かず、都内で過ごしたりする予定の人が多いらしいです。
そういった訳で、東京観光が今熱いらしいです。
ボクだったら東京観光、どこへ行きたいか・・・?
色々考えてみました。
東京をぐるりと一回り・・・
東京を一回りするというで、真っ先に思い浮かぶのは山手線でしょうか。
この山手線、都心の通勤電車なイメージですが、実は案外趣深い路線だったりします。
ご存じ品川駅から、渋谷・新宿・池袋、そして田端駅までを結ぶ路線です。
それ以外の部分は山手線ではありません。
田端から先は東北本線、東海道本線を通り、品川まで戻ってくる形です。
山手線が山の手と言われる所以は、田端から西側の武蔵野台地(山手)を通っているからです。
東側(上野、東京方面)は低地です。
そんなJR肝いりの高輪ゲートウェイは置いておいて、まずは山手線起点の品川です。
この品川駅、品川区ではなく港区です。
品川駅出てすぐの所に、JR線と京急線と旧東海道が交差している八ツ山橋があります。
ゴジラが上陸した場所だそうです。
この八ツ山が武蔵野台地の先端になるそうです。
次に目黒です。
この目黒駅、実は品川区です。
目黒駅から五反田方面へ坂を下っていくとC5515号機の保存されている動輪があります。
詳しい説明看板があり、そこには33年間で地球~月を4往復した距離を走行したと書いてあります。
目黒駅周辺ですが、歩いてみるとなんとなく外国感ある町並みが有ったりします。
そして、駒込駅。
駒込駅周辺は商店街が広がる町並みです。
駒込駅から田端駅方面へ進んだ所に、超レアな山手線最後の唯一の踏切「第二中里踏切」があります。
唯一山手線の線路に触れ合える、この第二中里踏切は撤去が決まっています。
なんということでしょう・・・
山手線自動運転化のために、踏切はあってはならないそうです。
いつかは見れなくなってしまう、山手線が踏切を走る風景。
そして、最後です。
田端と通り越して、日暮里。
山手線は田端までなので、日暮里は厳密に言うと山手線ではありません。
この日暮里駅は近くに有名な商店街があります。
そこの階段から眺める夕日がきれいらしいです。
それ以上に人が凄いです。
ボクが今回、日暮里をおすすめするのは、駅の構造です。
レール材を使った屋根です。
駅舎自体も、なんとも趣があるのですが、ホームにかかる屋根の構造が少し特殊です。
通常はホーム真ん中に柱があってV字の屋根が一般的なのですが、レール材に支えられたアーチ状の屋根になっています。
おそらく、珍しい形状ではないかと思います。

