さて、ボクは趣味でウィンタースポーツを多少やります。
主にスキー。
スノーボードもやりますが、板を持っているのはスキーです。
そのスキーですが、滑るためには手入れが必要なのですが、最低限ワックスを塗ったりしないと滑りません。
ワックスを塗るのに、基本的には板にワックスを押し当てて、コリコリと塗り付け、なるべく綺麗に均一になるようにコルクやブラシを使って伸ばします。
これを適当にやると、1~2回滑っただけでワックスが取れてしまい、滑らなくなってしまいます。
せめてワックスが塗りやすくなるように、ドライヤーとかヒートガンを使って温めながら塗ると、少しは塗りやすくなります。
結局、熱を掛けたりしながら念入りに伸ばし、磨いていく。
やってる事ホットワックスとあまり変わらないじゃない。
そんなわけで、ついにワックス用のアイロンを買う決心をしました。
調べてみると、数千円から数万円くらいまで、価格差があります。
当然、値段が高い方が性能は良いに決まっています。
じゃぁ何が違うのか?
板にワックスを固着させるために、一定の温度をかけ続けなければなりません。
例えば110度でワックスをかけるとしたら、アイロンの設定温度を110度にします。
アイロンは色々な制御で基本的には表面温度を110度に保つようにしています。
冷たい板にアイロンが触れると、当然、アイロンの表面温度が下がります。
表面温度が下がってしまうと、ワックスが上手く伸ばせません。
値段が高い物ほど、この温度管理が上手く働きます。
なので、素早く均一に熱が入りやすくなります。
時短になりますし、板に余分な熱を与えにくいので、板にとっても優しいかもしれません。
そう考えると、もはや選択肢は一つだと思います。
一番、安価な物を買いました。
そのアイロンを使って試しにワックスをかけてみたのですが、今までの苦労は一体なんだったのか?!
それくらい、早くきれいに塗れた気がします。
まぁボクは競技者でもないし、そんなに硬いワックスを塗らないので、これで十分かもしれません。
ただ、やはり板表面が温まるまで結構時間がかかります。
板表面が温まってくれば、するすると塗れるようになりました。
もっと硬いワックスを塗るのであれば、結構大変かもしれません。
まだ実際に滑っていないので、どうなのかはわかりませんけど。