呉タウンミーティングの様子(呉阪急ホテルで)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

 

 6月3日(土)、広島県呉市において、海事振興連盟(衛藤征士郎会長)主催の呉タウンミーティングが開催されました。佐世保での開催以来、コロナ禍となり、4年ぶりの実施となります。


呉市は、遣唐使の時代からわが国の海事都市の拠点です。  


◎手旗信号で「ようこそ呉」


呉海洋少年団の手旗信号


まずは、地元の呉海洋少年団の手旗信号による歓迎を受けました。手旗信号は明治期に英仏海軍に倣い、日本海軍が創設したわが国特有の視覚通信です。現在でも海上自衛隊では使われており、全国各地にある80団の海洋少年団でも学んでいます。1から14の基本の振り方から、五十音が数字の組合せで言葉として意味を持ちます。

手旗でメッセージ|海上自衛隊 (mod.go.jp)

 

 出席した海事諸団体から現状を踏まえた要望を頂きました。それに対して、出席した国土交通省の担当部署から現状の取組みが説明され、出席した国会議員が意見を述べました。



 私からは次の4点を述べました。


 ・トラック運転手の所定外労働時間禁止によって物流が滞るという「物流2024年問題」もあり、陸運から海運へのモーダルシフトを推進していくべく、自民党でも議論を行い、先日政府へ提言。推進のためには、陸運と海運の需要と供給の見える化が必要。

 

 ・本日、海事団体から頂いた提言の中に、地方鉄道やバスのような交通網も社会資本整備の対象となったわけで、離島航路も同等に位置づけるべく、島という街をつくる発想で、国の担当者と連携して、実現したい。

 

 ・海洋教育推進プロジェクトの座長を務めており、その中で中学生の職場体験について、ぜひ本日ご参加の海事関係団体には受入れを促進してほしい。また、海技学校や研修センターでも受入れを検討してほしい。

 

 ・祝日海の日を7月20日に固定化していくためには、署名活動等の国民運動を起こす必要があり、それと同時に、利益が相反する観光関係者との理解を得る必要があり、業界は業界同士、我々議員は議員同士で協議を進めていきたい等々。

 

 当日の意見交換を踏まえた決議は以下16項目です。

 

◎海事振興連盟 呉タウンミーティング決議16項目

 

1.脱炭素化推進のためのグリーン化経済移行債の活用を実現。

2.税制支援策として、国際船舶の登録免許税特例や国際船舶の固定資産税の特例、軽油引取税の特例、倉庫等の割増償却・固定資産税・都市計画税の特例の海事関連税制の延長確保。

3.海洋教育と広報の充実のために、小中学生から副教材等の提供、現場見学会、出前講座等を取組み、海洋少年団を活性化。海事広報活性化協議会による「CtoSeaプロジェクト」を強化。

4.祝日海の日を7月20日に固定化。同日は、戦前から海の記念日であり、戦後も国連海洋法条約発効日、海洋基本法施行日でもあるから。

5.コロナ禍挽回策として、旅客船に対する需要回復等の支援、船員交代の円滑化、ワクチン接種環境の継続、船内に経口抗ウイルス剤の配備を推進。

 

6.内航海運の活性化として、経済と技術面の両支援を受けられる船舶共有建造制度の維持・拡充を進め、代替建造の税制特例を確保。カポタージュ制度(自国内は自国船で)を堅持。

7.離島航路の維持・活性化のため、重油・軽油の激変緩和対策事業を含めた予算支援とともに、高速道路料金の引下げがフェリー事業に打撃を受けないように、陸海空の均衡がとれた料金施策の推進。

8.知床旅客船事故を踏まえ、安全対策の強化を推進。

9.海賊対策として、日本船舶警備特別措置法の的確な運用等を継続。

10.造船業や海運業の国際競争力を確保すべく、海事産業強化法による計画的な船舶導入や長期・低利融資等の円滑な実施、デジタル化による技術革新の推進、官公庁船の支援強化、物価高に対応した用船料の値上げ促進、船員の働き方改革に資する自動化技術支援強化、老朽内航船の代替建造促進、浮体式洋上風力の推進。

 

11.経済安全保障の推進として、同法に基づく特定重要物資に指定された船舶用機関・航海用具・推進機の国内供給網の強靭化の支援強化。

12.鋼材価格高騰への対応として、調達の多角化、船舶の軽量化、待機時間の縮減等への支援強化。

13.造船業の公正な競争環境の整備として、中韓に対して、直接・国際機関を通じて求めていく。

14.造船業の人材確保・育成として、高校や大学での教育充実、研修事業への支援、外国人材の円滑な受入の推進。

15.日本人船員の後継者の確保・育成として、雇用促進、船員養成の定員拡大、働き方改革、広報活動強化、船員の住民税減免拡大とともに、政策減税(所得税減免)の実現。

16.港湾の整備と機能強化として、呉においては阿賀マリノポリス地区のRORO船定期航路誘致や港湾整備等への支援。

 

 令和5年6月3日 海事振興連盟

 

 今後も、海洋国家であるわが国を護り、発展させるために、力を尽くしてまいります。

 

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◎議員立法の活火山法改正の動き

 

令和5年

6.01 6.01 活火山法改正案 衆議院災害対策特別委員会で全会一致で可決

5.08活火山法改正総決起大会 法改正を取りまとめた火山議連事務局長として登壇

4.27火山議連総会 活火山法改正の条文案を承認 今国会成立に向けて各党依頼へ

4.14活火山法改正を噴火発災前に 今国会改正をめざし連日各党議員に説明

3.14火山議連 活火山法改正に向けた改正法案を自民党内で説明して回る

3.01火山議員で法改正骨子案「火山調査研究推進本部」設立「火山防災の日」制定へ

令和4年

12.27【山梨】火山対策の強化に向けて要望を受け意見交換 |

12.13火山議連 第2回活火山法改正プロジェクトチーム 有識者から聞き取り

11.15火山議連 活火山法改正チーム設立 座長就任 法改正で火山対策を充実

10.24火山対策議員連盟総会 自治体からの要望を受けて法整備の分科会を設置

 

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災害支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=default&area_type=japan&area_code=010000 

 

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

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自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。

党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。

ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

赤池まさあき後援会入会案内

 

後援会入会希望の方はこちらへ

https://www.akaike.com/information/supportclub_form.pdf

 

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