4.15経済財政諮問会議で(出所:首相官邸)

 

日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

 

 我が国を繋ぎ、護り、発展させるために、中共武漢発の新型コロナウイルス感染症対策はまったなしです。

 

4月16日(木)、安倍総理は、来週から国会で審議予定の補正予算案の組み替えを指示しました。経済的に厳しい世帯への30万円給付案から、国民一律10万円の給付への見直しを行うためです。

 

私共自民党の若手や中堅議員が、求めていたものがようやく実現する運びとなりました。

 

ただし、今回の政策決定過程には問題がありました。

 

4月6日(月)、自民党政調全体会議では、発言したほとんどの議員が、国民一律給付を訴えていました。

4月6日赤池ブログ「中共武漢発コロナショック 国民全員に現金給付すべし」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12587356608.html 

 

ところが、結果は変わらず、政府原案通り、経済的に厳しい世帯への30万円給付案となってしまいました。

 

その後、全国の市区町村の窓口には、自分がもらえるのかどうかの問合せが殺到することになりました。事前に心配した通り、国民の間に不公平感が広がりました。

 

制度設計が進めば進むほど、その分かりやすさや、対象世帯を拡大しようという修正も入り、益々混乱することとなりました。

 

そして、国民一人マスク2枚の送付や、安倍総理の星野源さんのネット動画への共演投稿等、国民の批判を強く、内閣支持率や自民党支持率へも影響が出始めました。

 

●見直しのきっかけ

 

4月14日(火)、二階自民党幹事長が記者会見において、次のような発言を行いました。

「経済対策では、一律10万円の現金給付を求める等の切実な声があります。できる事は速やかに実行に移せるように、自民党としても政府に強力に申し入れを行い、実行に移すことのできるよう、先にも申し上げた通り、自民党としての責任を果たして参りたいと思っております。」

https://www.jimin.jp/news/press/200060.html 

 

さらに、4月15日(水)に公明党が総理官邸を生き、安倍総理に直談判をして、見直しを強く求めました。

 

そして、本日4月16日(木)になって、安倍総理の決断があり、補正予算案を組み直して、済的に厳しい世帯への30万円給付案から、国民一律10万円の給付へとなった次第です。

 

その結果、4月20日(月)からの国会での補正予算審議が延期となり、4月27日(月)からの審議となります。補正予算の成立が1週間ずれ込むことになってしまいました。補正予算の成立が1週間遅れたことで、執行も遅れることになってしまいました。それでも、見直した方がよかったと思っています。

 

●問題の原因は

 

今回の問題の要因は、いくつかあると思っています。

 

第一は、相変わらずですが、財務省が国家の危機に際しても、財政規律に拘ったこと。

第二は、リーマンショック時の定額給付金1万2千円(子供と高齢者は1人2万円)の政策効果と評価が低かったことが、政策決定者のトラウマ(心的外傷)となり、今回に影響したこと。

第三は、政権与党自民党の事前審査制が活かされなかったことです。

 

●3.3%の押上げ効果ではマイナス5.2%を補えず

 

政府の経済財政諮問会議において、報告された今回の補正予算案16.7兆円、事業規模108兆円の効果試算は、実質GDP(国内総生産)を3.8%押し上げるとのことです。

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/15keizaishimon.html 

 

 IMFの予測では、我が国の経済成長率は、今年マイナス5.2に落ち込むとされています。

 https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12589719797.html 

 

 今回の補正予算案16.7兆円では、リーマンショックを超えて、90年前の世界恐慌に次ぐ世界同時不況には到底足りないということです。

 

 一世帯30万円の給付では総額4兆円でしたが、国民一律10万円の給付では総額12兆円となります。8兆円の上乗せとなるわり、補正予算案が16.7兆円から約25兆円となり、その規模でようやくIMFが予測したGDPマイナス5.2%を何とか補うことになると思います。

 

●課題は時間 申請主義で迅速に

 

 今後の課題は、給付金を実際国民に届けるための時間、速さです。11年前の定額給付金の際には、全員に支給するために3か月かかったと言われています。今回は、一世帯30万円の給付原案で検討されていた通り、申請主義にすべきだと思います。1年間の期限を付けて、国民からネットや郵便で、マイナンバーと支給のための口座番号を申請してもらい、市区町村を通じて、順次支給すべきだと考えます。

 

 国民の経済状況、必要に応じて、申請してもらい、迅速な支給に繋げていければと思います。

 

 さらに、今後、一人10万円で不足した方々には、各地の社会福祉法人が窓口となっている、小口緊急融資を拡充して、対応していくべきだと思います。

 

 今後も、国民本位の政策実現に向けて、全力を尽くします。

 

…………………………………………………………………………………

 

●中共武漢発新型コロナウイルス感染症対策 

 

中共武漢発の新型コロナウイルス感染症の国内外の感染拡大が依然続いています。政府与党では、一体となって対策に取り組んでいます。

 

⑴経済支援策 生活維持、雇用と事業継続のために

今回の事態を受けて、緊急経済対策を打ち出しています。詳細は以下をご覧ください。

・5本柱の補正予算案全体の概要は、こちらをご一読下さい。

  https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12587986516.html 

 ・特に、中小企業や個人事業主への支援策については、こちらをご一読下さい。 

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12588216204.html 

 ・また、教育、科学、スポーツ、文化関係者への支援策は、こちらをご一読下さい。

 https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12588468401.html 

 

⑵ 緊急事態宣言が7都県から全国へ 8割の外出自粛を

 感染が拡大している東京等の大都市部のある7都県では「緊急事態宣言」が出されましが、当該地域から移動する人がいるために、「緊急事態宣言」対象地域を全国に広げることになりました。割の外出自粛、7割の出勤自粛、10人以下の小集会は避けて下さい。

日々の行動として、「三密」を避けて下さい。①換気の悪い密閉空間、②多くの人が密集、③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離2m)での密接した会話や発声の3つの条件を避けて下さい。また、外での散歩や運動の際にも、三密に気をつけ、できる限りマスクをつけるべきです。

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000606000.pdf 

学校は、全小中高・高等専修学校は一斉休校から、4月の新年度から、地域の感染状況に合わせて、休校延長、または再開となっています。職場においては、出勤自粛、テレワークや休暇の取得等とともに、どうしても出勤する場合は時差通勤を要請しています。

特に、「繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛」について、強く促すという基本対処方針を改訂して、発表しています。

 

⑶情報提供の充実

①まずはこまめに手洗い、そして、咳エチケット。持病がある方や高齢者、妊婦の方は人込みを避けて下さい。運動・栄養・禁煙・節酒・休養・睡眠等、規則正しい生活で免疫力向上に取組んで下さい。

②発熱等の風邪の症状が出たら、学校や会社を休むこと。その際、体温を測定記録。

③風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上(高齢者や持病のある方は2日)続く、または強いだるさや息苦しさがあったら直ちに、「帰国者・接触者相談センター」に電話。

・同相談センターは、各都道府県に設置されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

④センターで相談の結果、新型の感染の疑いのある場合、 専門の「帰国者・接触者外来」が紹介されるので、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診して下さい。

  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf 

 ⑤家族で感染者が出たり、自宅待機を要請された場合は、以下を参考にして下さい。

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html 

 

⑷水際対策のさらなる強化

中共はもちろん、欧米等、感染地域からの渡航や入国を制限して、万全を期しています。帰国者・入国者はホテル等で2週間の健康観察期間を取ってもらうことになっています。

 

⑸虐待や暴力、いじめ等々、差別的言動は許されません

 今回の感染症に関連して、子供への虐待、家庭内での暴力、学校や職場でのいじめ、風評被害等々、他人を傷つける差別的な言動が問題となっています。合理的な根拠がない区別、差別は許されません。そこで、以上の問題について、以下で相談や問題解決に当たっています。何かあればすぐさまご連絡下さい。

 ・法務省人権擁護局 http://www.moj.go.jp/JINKEN/ ネットでも相談受付

〇みんなの人権110番 0570-003-110(平日8:30~17:15)

〇子どもの人権110番 0120-007-110(平日8:30~17:15)

〇女性の人権ホットライン 0570-070-810(平日9:00~17:15)

〇外国語人権相談ダイヤル 0570-090911(平日9:00~17:00)

 

…………………………………………………………………………………

 

●衆議院議員静岡4区補欠選挙 ふかざわ陽一候補に投票を

 

 4月14日(火)告示、26日(日)投開票で、衆議院議員静岡4区補欠選挙が行われています。我が自民党は、望月義夫元環境相の逝去を受け、前県議のふかざわ陽一候補(43)を公認しています。

 

 静岡4区(静岡県清水区・富士宮市・旧富士川町)の有権者の皆さん、ふかざわ陽一候補への投票をお願い申し上げます。

 

 ○ふかざわ陽一候補

・ホームページ  https://y-fukazawa.jp/ 

・Twitter  https://twitter.com/fukazawayoichi 

・Facebook https://www.facebook.com/yoichi.fukazawa 

・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCLnnKqcGSEyaX2mrfCnMkWg 

・Instagram https://www.instagram.com/fukazawa_yoichi/ 

 

…………………………………………………………………………………

 

●赤池ブログから                         

 

海洋国家 海事振興タウンミーティングで14の決議

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12575499307.html

 

2.13日本遺産の日 第2回日本遺産推進フォーラム開催

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12574773960.html 

 

令和2(2020)年 年頭の抱負 「自省」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12564050833.html 

 

「自衛隊からの支援要請を実現させる全国地方議員の会」へ参加を

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12528703675.html 

 

…………………………………………………………………………………

 

●災害支援

 

災害ボランティアを募集中です。

・詳細は https://www.saigaivc.com/

 

日本赤十字社では義援金を募集しています。

・詳細は http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

…………………………………………………………………………………

 

●自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

●赤池まさあき後援会入会案内

 

後援会入会希望の方はこちらへ

http://www.akaike.com/support%20club/sc_index.html 

 

…………………………………………………………………………………

 

●多くの人に知ってもらいたいので、ぜひクリックをお願いいたします。

http://blog.with2.net/link.php?797820:1510

http://politics.blogmura.com/

 

フェイスブックからはご意見を書き込むことができます。

http://www.facebook.com/akaike.masaaki