地方創生に向けて、地方大学の振興策は　広島大学と前橋国際大学の事例

会合の様子(自民党本部で)

「日々勉強！結果に責任！」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。我が国の伝統精神である「智勇仁」の三徳に基づき、「文武経」の政策を国家国民のために全身全霊で実現します。

　11月26日(火)朝8時から1時間、自民党本部において、地方創生実行統合本部(河村建夫本部長)の会合が開催されました。議題は「地方大学における地方創生の取組について」です。

　国民の貴重な税金がどのように遣われ、そして成果が上がってきているのか、その成功事例が以下の2つです。

●広島大学とマツダの産学連携について

　内閣府の地方大学・地域産業創生交付金事業を活用して、広島県が中心となって、広島大学やマツダ等の産学官の連携事業「ひろしま産学官連携推進会議」が組織され、各種事業が展開されています。

　広島県は、中四国九州地方で、製造品出荷額が14年連続で第1位、10兆円を超えるものづくり県です。マツダの自動車産業を基盤として、広島大学の研究教育力を連携させることで、さらに発展させていこうというものです。

　広島大学デジタルモノづくり教育研究センターを拠点に、モデルベース開発という実機によるテストを繰り返し行わず、モデルを用いたバーチャル・シミュレーション(仮想予測)による検証・妥当性確認を行うことで、開発の効率化、性能・品質を革新しようというものです。それによって、材料、制御、検査等の研究開発を行い、あわせて人材育成もしようというものです。これにより、魅力ある大学に学生が集まり、魅力ある地域企業に学生が就職するという好循環によって、地方創生に繋げていこうとする試みです。

　詳細は　https://www.hirojiren.org/　

●共愛学園前橋国際大学の取り組み

　一方、共愛学園前橋国際大学は、文部科学省のCOC＋(地(知)の拠点事業)という助成金を頂き、グローカル人材(国際経験を積んだ地域人材)の育成に力を入れています。小さくても(定員250名)、強い(受験競争倍率5倍超で海外経験5割)大学をつくっており、県内からの入学者88％、県内就職率70％の地域密着型の大学です。

詳細は　https://www.kyoai.ac.jp/　

　課題は社会人の学びについてであり、科目履修生等を正規学生に入れて、国からの支援を拡充してほしいとの要望を頂きました。

　文部科学省では、地(知)の拠点事業(COC＋)の予算事業は今年度で修了し、来年度からは出口一体型の地方大学振興の新規予算獲得を目指しており、年末に向けて、支援していきたいと思います。

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●赤池ブログから

伝統芸能の危機　国立劇場養成所募集ゼロ　舞台人へ挑戦しよう

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12541823364.html　

地方創生に向けた文部科学施策集　改訂版

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12524381223.html　

「自衛隊からの支援要請を実現させる全国地方議員の会」へ参加を

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12528703675.html　

自動運転時代へ　道路運送車両法を改正　国会で質問に立つ