写真は、山梨経営フォーラムでの桶田大介弁護士からの講演(甲府富士屋ホテルで)
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。
11月20日(月)は、甲府富士屋ホテルで、毎月恒例の異業種勉強会・山梨経営フォーラムを開催しました。今月のテーマは「MANGAと地方創生」です。講師は、MANGA(マンガ、アニメ、ゲーム等)に詳しい弁護士の桶田大介先生です。新国立美術館参与で、私が所属する超党派MANGA議連のアドバイザーもお願いしています。講演要旨は以下です。
●MANGAとは
MANGAとは、マンガ、アニメ、ゲームの頭文字から取った造語です。現在、我が国のMANGAは世界の中で注目されています。博報堂の調査によると、日本から連想するモノ・サービス・エンタテイメントは何かと聞くと、アジア各国では家電、デジタル製品、自動車に次いで、アニメやマンガに第4位に入っています。米国ニューヨークでは1位、ブラジル・サンパウロでも3位に入っています。国際交流基金の調査でも、外国人の日本語学習の目的は、①日本語自体への興味、②日本語でのコミュニケーション、③マンガ、アニメ、J-POP等が好きだからとなっています。
世界や国内各地で注目されるMANGAですが、マンガ市場は約4500億円と横ばいです。紙版の減少を電子版が補っているという状況です。アニメ市場は2兆円と、海外での需要が急増しています。そのアニメ市場ですが、アニメ会社の売上高で計測した狭義のアニメ市場規模は約1700億円程度ですが、テレビだけでなく、映画やビデオ、ネット配信、商品化、音楽、遊興(ゲームやパチンコ等)、ライブと国内アニメ市場は約1.24兆円と7.5倍に増大しています。それだけ、裾野が広いということです。
マンガでは、原作者が企画・制作し、出版者が編集し、印刷会社が印刷して、取次会社が配本して、書店等で販売されるという単純な構造です。アニメでは、著作権者である原作者から、アニメ化が許諾され、制作委員会が企画・制作し、アニメ制作会社が制作し、テレビ局が流通、包装されます。映画もほぼ同様です。音楽は、作曲者・作詞者が企画・制作し、レコード会社が制作し、問屋で流通し、小売店で販売されます。ネットでは配信会社が販売します。ゲームや玩具でもほぼ同様です。著作権者は、玩具を除いてそれぞれが持つことになり、複雑になります。
マンガは、漫画家とアシスタントという限られた人数での制作となりますが、アニメでは個人取引を含む多層下請構造で制作され、アニメ会社の平均従業員数は約100人となっています。正社員は3分の2で、それ以外は契約社員となっています。
●MANAGAによる地方創生
そして、そのMANGAを活用して地方創生への取り組みが始まっています。注目される事例は以下です。
① 徳島県徳島市「マチ★アソビ」
アニメ制作会社ufotableの代表者が、出身地である徳島市で2009年から春秋開催しているアニメを中心としたMANGAイベント「マチ★アソビ」です。
来場者数は、1万2000人(第1回、2009年)から8万3000人(第19回、2017年)へと増加しています。イベントに留まらず、ufotableは徳島市にスタジオを開設するようになりました。
② 埼玉県鷲宮町
平成19(2007)年放送のTVアニメ「らき☆すた」の主要キャラクターの実家が、埼玉県鷺宮神社という設定でした。その結果、鷺宮神社の平成19(2007)年の初詣客は約13万人でしたが、放送後翌年20(2008)年は約30万人、2年後の21(2009)年42万人、以降も40万人超で安定しています。MANGAによる地域振興の先駆けとなりました。
詳細はhttp://ascii.jp/elem/000/001/275/1275157/
http://ascii.jp/elem/000/001/408/1408712/
③ 茨城県大洗町
平成24(2012)年放送のTVアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台(の一部)が茨城県大洗町でした。その結果、ふるさと納税が202件、7,631,000円(2014年)から7,266件、202,646,000円(2015年)に急増しました。そして、地元の「あんこう祭り」の参加者数も、平成23(2011)年3万人だったのが、24(2012)年6万人、25(2013)年10万人、26(2016)年13万人と増加しています。さらに、地元の鉄道である大洗鹿島線が黒字転換するという波及効果が出ています。
詳細は http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/21/news122.html
http://www.geoenv.tsukuba.ac.jp/~chicho/nenpo/38/03.pdf
④ 富山県南砺市/石川県金沢市湯涌温泉
平成23(2011)年放送のTVアニメ「花咲くいろは」の舞台「湯乃鷺温泉」のモデルが石川県金沢市の湯桶温泉でした。それを受けて、地元が新たにお祭り「湯桶ぼんぼり祭り」を始めました。
そのアニメの制作会社はP.A.Worksであり、隣県である富山県南砺市に所在しています。
新たなお祭りは、初回の平成23(2011)年の来場者数は約5,000人でしたが、第6回平成28(2016)年は約15,000人と年々増加しています。
以上は、近年の成功例ですが、残念ながら十分な効果が出ず、失敗例も出ています。
●MANGAによる地方創生による課題
MANGAを活用した地方創生を成功させるためには、目的設定を明確にする必要があります。それは、プロモーションによる観光振興なのか、産業振興(雇用創出、人口増)なのかということです。プロモーションも仕掛けてできるものではなく、偶然が左右します。アンテナを高く張って、取上げられたらすぐに行動することが必要ではないかと思っています。それよりも、アニメ制作会社の誘致する方が、会社も地方もお互いの利点があるかもしれません。
以上、桶田弁護士の話を聞きながら、MANGAの魅力と可能性を改めて感じました。超党派MANGA議連では、選挙後初の総会を12月上旬に開催します。そこでは、MANGAの国立拠点施設の整備に向けて、議員立法を確認して、党内手続きに入り、来年の成立を目指していきます。
今日一日、喜んで進んで働く(傍楽)ぞー
私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、全ては国家国民のために、根拠をもち総合的な判断を心掛け、日々全身全霊で取組みます。
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●7/5九州北部豪雨被害 復旧・復興支援情報
7月5日から九州で大雨が続き、大きな被害が出ました。お亡くなりになった方々の御霊の平安を祈念致します。残暑が続く中、被災者の方々にお見舞いを申し上げますとともに、復旧・復興に力を尽くしていきたいと思っています。
・政府の動き http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ooame201707/
・日本赤十字義援金募集 http://www.jrc.or.jp/press/170707_004857.html
●4/14・16熊本地震の被災者支援情報
平成28年4月14日前震と16日に本震等が発災した熊本地震において、被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。
http://www.kAntei.go.jp/jp/heAdline/sAigAi/kumAmoto_hisAi.html
●3/11東日本大震災の復興支援情報
平成23年3月11日に発災した東日本大震災で被災された皆様への支援制度情報等は以下からご覧になられます。
http://www.kAntei.go.jp/sAigAi/
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●自民党党員募集
自民党では党員を募集しております。ぜひ事務所までご連絡下さい。
●赤池まさあき後援会入会案内
後援会入会希望の方はこちらへ
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