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三島由紀夫の話

『黄金のバンタムを破った男』
百田尚樹さん作品

いま、読んでます。

日本ボクシングの創世記の話がメイン。



その中に、

ボクシングファンだった
三島由紀夫さんが
当時の報知新聞に寄稿した文章が
引用されていました。


『メデルは、夜の女のように、ロープへロープへと原田を誘い込む』



ロープ際の魔術師、ジョー•メデルは、
ロープに誘ってカウンターを打つ名手。
ファイティング原田は、
かつて、これで敗れています。



三島由紀夫さんは、
続けます。




『そこには死の誘惑が待っているが、据え膳食わぬは男の恥、原田は敢然と飛び込んで行く。
しかし、もう相手の手に乗るほど初心(うぶ)ではない』





いやぁ…
シビれる表現ですねぇ!!

実は、
三島由紀夫作品を読んだ事がないので、
即、購入して読んでみることにします!!




各分野の、
超一流というものを
見たり、聴いたり、食べたり。

いま心掛けていることです。

食わず嫌いだった
ミュージカルや舞台、文学も
食べてみようと思います。



問題は、

超一流、とは、どの作品なのか?


それが、
味覚が乏しい私には
難しい…


しばらく、
右往左往してみます。