明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

ここ数年、このブログの更新が超下火になっておりましたが、

2020年からは、時々また更新していきます。

どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、新年1本目のブログは、テーマのとおり、「2年目講座修了後の過ごし方」です。

特に念頭に置いているのが、LECで入門講座・論文基礎力養成答練(1年目)から一貫して私のクラスで受講されてきた方向けです。

 

2年目の合格答案作成講座(通称:論完)の講義編・答案作成編が修了すると、

5月の予備試験の受験や秋口のロースクール入試までの間で、私のライブ講座が基本的に存在しません。

そのため、どのような過ごし方がいいのか等の直接の質問の機会もなく、

そうした方向けに参考になる情報を、という観点からこのブログを書いております。

(ランクについては、私のクラスのランク付けを基準にしています)。

もちろん、他校の受講生さん向けにも参考になる部分はあろうかと思いますので、

盗めるところは是非盗んで下さい。

 

<5月までの基本的な方向性について>

結論から言うと、7科目の短答対策に専心するつもりで臨むのがいいかと思います。

 

LEC赤木クラスを受講されてきた方は、1年目の1回目の入門講座以来、

特に7科目の論文対策については、重点的にこなしてきています。

何とか講義に着いてこられている方は、論文の実力も相応なレベルに達していると考えて頂いてOKです。

(少し遅れ気味の方は、何とか行政法の最終回までの部分を一通り終わらせて下さい)

 

そうなると、残るは、①実務基礎科目、②一般教養科目、③短答対策です。

①②はそれぞれの講座が存在しますので、そちらに委ねるとして、

問題は、何とか得点して突破しないことには始まらない③の短答対策です。

 

とりわけ、予備試験の短答では、初受験の方にとってのハードルは相当に高い、と考えて頂きたいところです。

前年の短答合格・論文不合格者は、短答だけ見れば合格レベルなわけで、その差を埋めていく必要があります。

 

そのためには、5月の初受験までは、ほぼ短答に絞って対応するのが得策だろうと考えられます。

(その分、論文力は一時的に低下し得ますが、ここまで論文力を養成してきており、5月から一気に回復できます)

 

予備試験も点とりゲームですので、「取れるところで確実に取る」ことを忘れないようにしましょう。

過去問の選択肢を分類すると、概ね以下の4分類が出来る筈です。

(1)論文必須知識の問題・選択肢(入門Bランク以上)

 ここは確実に取れるようにしていく。←ここでの失点は禁物!野球で言えばノーアウト2,3塁のような問題。

(1問の中でも、論文用知識に係わる肢と、短答プロパーの肢とが混在することが多くありますが、

論文用知識だけで取れる問題も相当数あるのを見落とさない!)

 

(2)現場思考の問題・選択肢(根拠となり得るか、批判となり得るか、Aの見解からどうなるか、等の推理問題)

 ここもほぼ確実に取れるようにしていく(知識不要なので、「言葉のベクトル感」から推理する力を付けていく)。

   ←ここも知識がなくても取れる、初受験者にとっては、まずまずお得な問題。

 

(3)短答プロパーの内、百選掲載判例と、入門Cランク条文に関する問題・選択肢

 判例と条文の文言どおり、「おもて」から(=裏の知識に手を伸ばさない)、優先的に押さえていく。

←ここと(4)は受験経験者が有利になる傾向にあり、初受験者は不利。

 得点しやすい部分(入門でも触れている可能性が高い部分)から取れるようにしていく。

 

(4)正答率の低い問題・選択肢や、細かすぎる判例・Dランク条文に関する問題・選択肢

 これは(3)と同時に押さえていってもいいですが、MAXはこれまでに使ってきたテキスト。ここにないものは無視する。

 

これを意識しながら、問題で間違えたり、自信がなかったり、偶然正答した問題については、

「連続して自信を持って解けるまで何度でも」やり直すことをおすすめします。

そのために私がやっていた方法は、間違えた選択肢に関する知識などは、入門テキスト等に戻って、

短答弱点用の付箋を貼る(弱点として認識したきっかけの問題番号も付す。間違えなくなったら外す)など、

弱点を「見える化」して、間違えた問題を、数日等時間を少し置いて何度も解く、という克服努力を直前まで重ねていきました

 

問題集は何でも構いません。

また、1つ1つの選択肢を潰す、というよりも、1問トータルで正答できるか、というのを優先しましょう。

(例えば、選択肢のア、ウ、エが論文用必須知識で、これだけで正答が出せる問題なら、

イオは優先度が低くなります。無論、イオも上記(3)に入るなら、押さえた方がよいです)

そして、1問の中で、前の方にある情報がわからなくても、とりあえず保留して前に進んでいき、正答を探る、という

「走りながら考える」力も身につけられるとよいです。

 

こうして、何とか、基本7科目で、トータル8割程度の得点を目標にしたいところです。

※ 短答用に参考になるか否かは分かりませんが、その他の私のルーチーンの紹介です。

 ・「正しいもの」を選ぶのか、「誤っているもの」を選ぶのか、問いの把握を間違えないよう、

 「正しいものを選べ」には問題部分に○を、「誤っているものを選べ」には、問題部分に□をしていました。

 ・「正しいものを選ぶ」「誤っているものを選ぶ」問題にかかわらず、正しい選択肢には「○」、間違っている選択肢には「×」で統一。

(間違っているものを選べ、で間違っている選択肢に「○」を付すると、後で復習するときに混乱する。)

 ・本番を想定して、10問とか、20問とか、まとめて時間制限をして解いていました。

 ・後の復習の便宜のため、自信がない選択肢や問題については、大きく「?」をつけていました。

 ・正答率が40%を切る問題は「捨て問」として復習の優先順位を下げる。

 

 

<論文への対応>

 論文はどうするか?の心配はあろうかと思います。

 論文力の一時的な低下については、ある意味やむなし、と割り切っていいと思います(旧司ですが、私は割り切っていました)。

 短答が終われば、またそれに専念できるうえ、短答合格と分かればモチベーションも断然上がり、過去問等の検討で一気に復活できます。

心配には及ばない、と考えてOKです。

 

 短答では、自己採点で合格可能性がある、と分かれば、ざっと全科目の復習をしつつ、問題検討を一気に(答案構成まで)やりましょう(論文力のリハビリ)。そして、重要過去問の答案化も、週に3~4通は継続して行っていきたいところです。

 問題検討は、公法系、刑事系、民事系などの「系統別」を意識しましょう。

 1日の間で、系統を跨ぎすぎないのも、論文力のリハビリには欠かせません(直前2週間になれば別です)。

 

長文になりました。最後までお読み頂きありがとうございます。

また、受講生の方でご質問等ある方は、遠慮なくツイッターのDMでもOKですし、

入門講座の後などにいらっしゃって直接質問下さってもOKです。

1人でも多くの受講生の方の参考になるのを願っております。