毎年、公立高校の入試問題で、最後に点数を伸ばしたい点として、歴史の出来事の並べ替えの問題をあげる子が多くいます。
かなりできる子でも、主なものは覚えているのですが、それだけでは毎回点数をとりきることはむずかしいです。
かなり分量があるのですが、昨年から年号を覚えるようにしました。
また、昨年の経験から、秋からやるのではなく、ゆくゆく社会の完成度が上がっていけば必要になるのはわかっていたので、1学期から近現代の年号を細かく覚えるようにしました。
多少他人より詳しく覚えた程度では、解ける問題と解けない問題が出てきてしまい、モチベーションにかかわると思ったので、かなり細かく、教科書に載っているものはすべて覚える意気込みでまとめ、それを短期間で覚えてもらいました。
年号とかは、無味乾燥な知識なので覚えても意味がく、歴史のストーリーを追ったほうがいい、などとよく聞いていたので、躊躇する気持ちもありました。
それで物語じみたことでできるだけ順番がわかるように工夫するなどしてみましたが、うまくは解決できませんでした。
しかし、開き直って年号を真正面からやってみると意外に1週間程度でほとんどを覚えてしまい、あとは試験前に記憶のメンテをするくらいで大丈夫な状態になりました。
だから今年は並べ替えの正答率はとても高く、読み間違いなどのケアレスミスをしないかぎりほぼ間違いません。
あれこれ悩んで考えていた期間が長かったのですが、開き直ってやってしまった結果、意外に時間もかからなかった印象です。
これ以外にも当てはまるようなことがあるかもしれないと勉強になっています。
(たじま)