父の実家である鳥取から、毎年梨が箱で大量に届きます。

食べきれないので取りにおいで~と母から連絡があったので、2週間ぶりに桶川の実家へ。


梨にも幸水・豊水・新興等、いろんな種類がありますが、今回届いていたのは「二十世紀梨」。



鳥取から届いたばかりの時は、もっと鮮やかな黄緑だったんだけど、どんどん黄色っぽくなってしまったそうだ。でも、8月に食べた幸水と比較したら、本当にきれいな黄緑アップ


梨といえば鳥取、と小さい頃から刷り込まれてきた私だけど、今回調べて見ると面白いことがわかった。


とある文献によりますと・・

『二十世紀梨は、明治21年千葉県松戸市で松戸覚之助という当時13歳の少年によって偶然発見された。それは、ごみ置き場のまわりに生えていたそうだ。この頃、梨といえば果皮が茶色の赤梨であったのに対し、「色は淡緑色で肉質がやわらかく、水分が多くて口の中にいれると自然にとけるような美味しい梨」として注目を集めまた。その後、「二十世紀になったら梨の王様になるだろう」と期待して二十世紀梨と名づけられた。
その後、明治37年、鳥取市桂見の北脇永治という人がその苗木を10本購入し、急斜面でも栽培できるということで昭和8年頃から急速に鳥取での栽培面積がふえていく。今では全国一の産地となり鳥取県を代表する果物となった。』


えーっ!?

梨ってもとは千葉産だったの?鳥取には、その千葉からもらった梨の苗(の成長した老木)が、”親木”として今だ大切にされているそうです。


さて今回、彼の実家におすそ分けする分も含め、10個もらってきました。冷蔵庫に入れて保管すると、果肉が透明になって美味しくなくなるから、常温で保存して、食べる30分前に冷蔵庫で冷やすとよいとのこと。初耳でした。


今日は父が仕事で帰りが遅いということなので、母と、私と彼の3人で外食しました。(母の奢り。ゴチでした・・)やっぱり実家の家族との夕食は気が楽でいいやね!!!