夏休みの季節になりましたね。

危険な暑さがつづく日々、しかもコロナが猛威をふるっておりますので、こんな時には家で楽しく過ごせたらよいですね。

 

すっかりブログの更新が滞ってしまいました。

ここ数か月、このブログでお知らせしたいことが色々とあったのですが、

元気すぎる4歳児がいると、夜になると眠すぎて眠すぎて。。。

それが先週から幼稚園が夏休みになり、今は保育園にお世話になっているのですが、

保育園では給食がでる→お弁当づくりから解放!ということで、元気を取り戻しております!

順番にお伝えしていきたいと思います。

 

今日は、当院でも少しずつ患者様が増えてきている、舌下免疫療法について書いてみたいと思います。

舌下免疫療法は、スギ花粉症や通年性アレルギー性鼻炎の治療法の一つで、

アレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、

アレルギー症状を和らげたり、日常生活に与える影響を改善するなどの効果が期待できる治療法です。

 

スギ花粉症は、スギ花粉が原因となって、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がでる疾患で、

鼻や目の症状以外にも、皮膚にもかゆみや赤みが出現することが多く、この春もたくさんの患者様が当院にいらっしゃいました。

舌下免疫療法では、1日1回、アレルゲンを少量から服用をはじめ、その後決められた1定量を数年間にわたり継続して服用します。長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状が治ったり、長期にわたり症状が抑えられる効果が期待できます。症状が完全に抑えられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。

 

スギ花粉の飛散が落ち着いている時期に開始するのが良いので、今の時期は治療開始に良い時期です。

正しく治療できると、来年の花粉シーズンには症状が軽減されることが期待されます。

 

主な副作用として

口の中の浮腫・腫れ・痒み・不快感、唇の腫れ、のどの刺激感、耳の痒み など、

重大な副作用として

ショック アナフィラキシー

がありますので、初回は必ず院内で服用します。

 

治療は長期間(3~5年)かかります。

 

小児の患者さんも治療できます。5歳以上から可能です。

治療前に採血によるアレルギー検査が必要です。

 

↓舌下免疫治療について解説したホームページはこちらです↓

舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト (torii-alg.jp)

 

 

↑2年前の開院の時にいただいた胡蝶蘭です。

近隣の方がご親切に育ててくださり、再び開花させてくださいました。

2年半ぶりの再会、嬉しいです。

 

 

↑どんなに暑くても公園が大好きです。

夕方、日が陰ってから出かけます。その時間まではなにかしら室内での暇つぶしが必要。