最近の父ちゃんったらね。
最近でもないか。
ヤマさんと父ちゃんが一緒に遊べる様になってから、
赤ちゃんじゃなくて、子供になってからかな。
ヤマさんに対して優しい。
優しすぎる。

「よんで」
「いいよ」
新聞読んでても、仕事のメールしてても、
会社行く支度をしなくちゃいけなくても、
何をしてても
ヤマさんに『絵本を読んで』と言われたら
「一回だけね。」とか言いながら
一緒に座って絵本を読んであげてる。

「あっち」
「いいよ」
ご飯食べ終わったばっかりでも、
疲れてても、何をしてても
『あっちで遊ぼう』と言われれば一緒におもちゃで遊んであげてる。

ほーーーんと、優しい。
母ちゃん、何度「優しいねぇ」とつぶやいたかわからない。

ヤマさんもそれがわかってる。
父ちゃんがいる時は、
母ちゃんより父ちゃんに『遊ぼう』攻撃を仕掛けてる。

しかも、二歳なりたてなくせに
母ちゃんと父ちゃんに対する態度、使い分けてる。

例えばトイレ。
「トイレ行くよ」
母ちゃんが言った場合は素直に従う。
ズボンもパンツも大人しく脱がしてくれるし
トイレにも自分からついてくる。

父ちゃんが言った場合はこっちがイラっとする事を沢山やる。
「でなーい」
首を横に振りながらどこかに行こうとするし、
「ぶーぶー、ない」オモチャで遊ぼうと話を逸らす。
父ちゃんのこと完全に甘くみてる。
抱きかかえてズボンを脱がそうとすると
体を反らせて、泣いて抵抗。
それでも怒らない父ちゃんは本当にえらい!

「ぶーぶー、ない」って言われた時点で母ちゃんなら
「それは後で。今はトイレ行くんでしょ!」
って言っちゃう。
父ちゃんの場合は
「ぶーぶー、ないねぇ。ここにあるかもよ。」
一緒に探そうとしてるよ。
マジ、偉すぎ。

その辛抱強さ、頭が下がります。

まあね。
母ちゃんも、父ちゃんのその優しさに惚れて結婚したんだけどね。
あは。

ヤマさんも、父ちゃんみたいな優しい男に育ってくれると良いんだけど。
顔はそっくりなんだけどね(笑)。
今日のヤマちゃん