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都合により、9月の記事更新をお休みさせていただきます。

10月以降記事を更新していく予定です。

お待たせして申し訳ありません。

 

筆者

 

● ぜんぶ、おいらのもの 

 おいらの物はおいらの物。あれも、これも、おいらの物。ネコのエサだって、おいらの物だぞ。

 ここに来る前は、都会のマンションで暮らしていた。ここに来たら、新しい人がたくさんいて、怖くて、自然だらけの知らない風景だったから、心がざわざわしてきたんだ。だから、たくさん怒ったんだぞ。

 
リンゴやミカンがあれば両手で囲った。おいらの物だぞって示したのに、じいちゃんがリンゴを取ろうとするから、怒ったんだ。ばあちゃんにも怒った。お兄ちゃんが、おかずを取ろうとするから、おいらの物だぞ!ってイライラして、怒った。
 
 

おいらは何でも食べるんだぞ。じいちゃんやお兄ちゃんがタケノコの皮をむいているときに、タケノコの先っぽが飛んでくる。おいらはそれを食べる。

柔らかい草みたいなもの・・・たしか、コゴミとかゼンマイとか言ったかなぁ。そういうのをじいちゃん達が何かわしゃわしゃしている時に、おいらももらって食べるんだ。
 
 

この前は、草を指してお兄ちゃんが「食べていいぞ」と言った。何のことか分からなかったけど、お兄ちゃんが実を取ってくれたから、それを食べたんだ。おいらは何でも食べるんだぞ。ただし、取ってもらわないと食べないんだぞ。

 

● おいらのものじゃない 

 ネコが苦手なんだぞ。昔、コタツにいるネコと遊ぼうとして、コタツの中をのぞいたら、鼻をひっかかれた。血が出て、ズキズキした。それからネコがいても、しらんぷりするんだ。

時々となりの家のネコも来るけど、おいらは、近づかないようにしている。ネコは、おいらのものじゃないからな。でも、ネコのエサはいただく。そこにあれば、おいらのものだからな。
 
ネコのいぬ間にネコのエサをいただくポッキーさん
 

● おいらのなわばり 

 家に誰かが来たら、吠えるんだ。ここは、おいらのなわばりだ。お前は誰だって。吠えると、いつもお父さんに怒られるんだけどね。吠えないでできるだけ、「ウー」って言うように心がけているんだぞ。

 

 ある日、夕方にまた誰かがきたから、吠えた。よく見たらお父さんだった。

「こら」って叱られたから、急いで段ボールの寝床に隠れたんだ。目が悪くなったから、まちがえることも、あるんだぞ。

 

● おいらの散歩 

 今より少し若い時のはなしだけど、散歩に行くと、畑で離してもらえる。おいらは自分のなわばりを確認してまわる。気がすんだら、お父さんの足の間に戻る。顔をこすりつけて「ウー」って言いながら「つないでくれ」ってお願いする。そうすると、家に連れて行ってもらえる。
 
 
最近は、リードを外してもらって「自由にしていいぞ」と言われても、あまり動きたくない。一人の散歩はちょっと不安になってきた。一緒についてきてもらうなら安心して遠くに行ける。
 
 
 
 
 

● 小さいころから、おいらのもの 

 時々、昔住んでいたところに髪の毛を切りに行く。車で移動するんだ。その間、おいらは寝て過ごす。思い出の場所が近くなると、においがするんだ。起き上がって、窓を見て、「ここだ。散歩しようぜ。」っていうんだけど、通じない。髪の毛を切ってから、その場所に向かう。大好きな河原の散歩道。ここは、おいらの場所だって、マーキングをして帰るんだ。他のヤツらのなわばりにはさせない。 

  

 小さなころに一緒にいたお兄ちゃんとは時々会う。お兄ちゃんと会えるのが、すごくうれしいんだぞ。家族はおいらのものなんだぞ。

 
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