はいはいすると止まらず、


うんちがしたくなると、

はいはいしながら

母からの視線が途切れた場所で

やって出てくるという

卑劣な仕方。


ちょと目を離せば

籠の中に入ってごろごろ遊び

ひっくり返って石に頭をぶつけ

流血たんこぶ事件。


基本的に何も無いところで転び、


母が絵本を読んであげると話しかけると逃げ


とにかく

嬉しい事か悲しい事か

初めからは想像も出来ない

悪ガキに育っていった。

そんな

周りに心配も迷惑もかけまくった僕だったが、


はいはい しだしたら…

とまらなかった。


話出しても…

とまらなかった。



体も心もしっかりものの姉とは正反対の

体も心も問題児の

弟の誕生だった。

僕は自力の再生で

心臓病との戦いとは

早々と離脱できたわけだが

体が強いというわけでは無かった。


家にはほとんど帰れず、

病院暮らしであったし、

たまに帰っては

熱を出したり、色々なものにかかって

夜中によく病院に運ばれていったらしい。


成長も遅く、

言葉も、

回りの子供達がどんどん話し出す中、

一言も話さない。


知能の遅れが頭をよぎる中、


それでも、

両親は僕を大切に育ててくれた。


僕の3年前に生まれた姉は

僕につきっきりになる両親や僕を憎む事なく

僕を好面倒を見てくれた。


そうやって

僕は3歳でやっと

言葉を口に出せるようになった。