古代に『水神』と『火神(炎=太陽神)』、両神への信仰心が誕生し | 神聖寺 隆健 090-3085-9732

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神聖寺 隆健 (しんしょうじ りゅうけん)
真言宗、法事と供養、仏教世話ばなし



上の梵字は私、隆健の筆による、サンスクリット語・般若心経からの一文字です。
この梵字は、まるでバレーをしている清々ししさがありますね。
発音・読みは【ボ】です。

ブログを途中からお読み頂いた方々の為に、過去のブログを、改めてご案内させて頂いております。なお、私のつぶやきは実生活には何の役にも立ちません。謝謝
つぶやきを進めましょう。

古代に『水神』と『火神(炎=太陽神)』、両神への信仰心が誕生。
アーリア人が古代インドの地に侵略し、バラモン教が形成されたのはB/C(紀元前)1300年頃と言われていますが、インドにはそれ以前からの歴史が当然にあります。

このお話は、アーリア人のインド侵略より、もっともっと古い昔のお話です。
大昔、『インド人』と『イラン人』はひとつの民族として生活をしていました。
やがて大きな共同生活集団として膨れ上がってしまった彼らは、B/C(紀元前)3000年頃になって、『インド人』と『イラン人』とに分割(さようなら~)されました。
これからのお話は、その分割前のお話です。
昔、昔のことです。
彼ら(インド人・イラン人)は生活する中で『水』と『火』を何よりも貴重なものと考えていました。
『水』と『火』が彼らの生死を左右する絶対的必要性(『要素』)があったからです。
そこから『水神』と『火神(炎=太陽神)』、両神への信仰心が誕生しました。
古代において、神なるものの存在、誕生です。

彼らが『水神』と『火神』に対して、最初に祈願したことは何だった?と思われますか。
それは、自分たちの生活にとり、もっとも大事なものを「神々が看視する」祈願でした。
そのもっとも大事とされたものが『約束の(決)意』・『契約を実行する(決)意』でした。
『水神』は『誓約=約束の(決)意』を看視する神
『火神』は『契約=契約を実行する(決)意』を看視する神
・・・となりました。