派遣の、今はまじめにしているけど少し元ヤンぽいかわいい女の子がいた。
いわゆるリア充系の人で。
まあ、彼女を見ていて思ったのは、付き合いがいいなってこと。誘われた時に断らない人が交遊関係が広いって本当だなってことで。私が誘っても付き合ってくれたこともあったんだよね。
それで、場数を踏んでいるせいか、なんか呼びやすいっていうこともあるんだろうなっていうような。友達として紹介しやすいような感じで。
その反面、そんな場所によく行っている=ヒエラルキーに敏感という面もあって。特に女として勝っているか負けているかっていう部分に敏感だったような。美人の元ヤン系の人ってそんな、「女」として生きているタイプが多いのかもしれないけれど……。いや、十分美人なんだけど、なんかカチンとくることもあったし。私も、少し張り合った気持ちが出てきたこともあったし。でも、付き合ってくれたから。(そこ重要。転職してからは会っていないけれど。)いくら優しい人でも、いくら誘ってもプライベートでは来てくれない人もいたし。それもそれなりの付き合い方なのかもしれないけれど。
でも、彼女もどんな人との付き合いでも場慣れしているわけじゃなくて、同世代の一般的な若い人の平均年収(250万円~600万円)ぐらいの人達としか交遊関係がなかったんじゃないかなってなんとなくわかったことがあった。
結局は、収入が同じぐらいの人達と仲良くなるものなんだなあ。
年収600万円~800万円ぐらいの人達でも、何十万もする洋服や1000万円もする車は買えない感じだった。(まあ買おうと思えば買えるんだろうけれど、マニアでもない限り、将来のための貯金のこととかも考えて、もう少しリーズナブルな物を選ぶんだろう。一般的なサラリーマンとしたら高収入な部類で、安定した生活も送れるだけの収入だし。)それに、上を見たら切りがない。それでも、人生の折々の時間を一緒に過ごして、よい時間を持てる、仲良くしてくれる人達は十分にいるわけで。年収600万円~800万円クラスの人達でも、自分よりもはるかに高収入の人達とはそんなに交遊関係は持たないんだろうなあ。特に都会の場合は、収入によって人付き合いの範囲が分かれている感じがする。(いなかだとみんなが意外と質素な生活しているから……。あと、遊ぶ場所が少ないのもあるかも。都会ほど露骨ではない。世代別で分かれていたり、昔からいる人と最近来た人でわかれているような。)
だから、同世代の多くの人達と同じぐらいの年収があったら、それだけ友人としての交遊関係の可能性が広がるっていうことなのかなとか、それでも十分に一緒にいい時間を過ごせる友人関係が持てるんだろうななんて、思った。