CSの海外の番組も、「ディスカバリーチャンネル」とか「ナショナルジオグラフィック」とかおもしろいんだけど、自分で見ているとつい同じような番組ばかり見てしまうので……。
世界まる見えみたいに世界各国の海外の番組を紹介してくれる番組は、いろいろなジャンルをかいつまんで紹介してくれるので、よいです。
6/17にひさしぶりに見ていたら、イギリスの霊能力者のことが取り上げられていた。
霊能力者に個人的に見てもらう料金は6000円だそう。意外と安いというか、カウンセリングの料金として考えたら、妥当な料金なのではと思った。別に、嘘でも本当でも聞いてもらって、安心するような、味方になるような声をかけてもらえるだけで、情緒が安定するようなこともあるからね。それで、さらに半分嘘かも、って思っても自信たっぷりに根拠となるようなことを言ってもらえたら、それで不安が無くなるようなこともあるし。だから、カウンセリングとしてはいいのではと思った。
(日本のある種の怪しげな霊能力者みたいに高額な壷を売ったりはしないんだろうし。一般の人だったら自分に無理が来る最初の段階で、断れる人も多いんだけど。50万もする洋服を買えてしまうような芸能人がその手の輩からたかられやすくなるのは、なんかわかる気がした。というか一般的な日本人の感性からすると、着物の場合は保管状態がよければ世代を超えても着られるし、ありだと思えるけど、洋服で数十万はないわ……。)
イギリスの降霊会の様子も映っていた。ちなみに動画で見たのは初めてだった。おーこれがあの有名なイギリスの降霊会か、と興味深く見た。
番組的には、霊能力者VS心理学者という名目で、霊能力者のインチキを暴く!というつくりになっていた。
結局、その霊能力者の人は、心理学的なテクニックを使って、相談者のことを知っていたわけだけど。
まあ、そういう人って多いらしいから。しかし、個人的にはイギリスで降霊会を催しているような人だったら、本物の人ばかりなんじゃないかって、心のどこかで思っていたのになあ……。どうせテレビ局でやるんだったら、本物の霊能力者VSその心理学者でまた対決して放送してほしいものだ。
しかし、なんだ、現代のイギリスの降霊会ってそんなもんだったのね。
その霊能力者はインチキがばれてから、非難が上がったものの、以前に通っていた人達は通い続けていて、テレビを見たファンも増えたらしい。
イギリスってそういう超常現象のようなものが流行っているって聞いたことがあるけれど、実際に経験が無いような人でも、ファンタジーとして好きな人も多いんだろうな。もはや嘘でも本当でもいいような。
なんかパフォーマンスになっている。マジックとか、プロレスとか、UFOのようなもので。イギリスのある種の超常現象ファンにとっては、それを嘘か本当かなんて逐一考えて見るのはファンとして野暮だよ、というような感じなんだろう。リピーターが多いというのも、一種の趣味の交流の場になっているからなんだろうな。中高年の人が多いから、その年代の人達が行きやすい場所になっているんだろうな。