ネバーエンディングストーリー原作。
冴えない、1人で本ばかり読んでいる主人公の少年。
(ネット情報によると、ミヒャエルエンデ自身の少年時代もそうだったんだな。映画と違って、原作では現実世界の容姿は太っていて醜いってことになっている。本を読んでいると体を動かさないからたしかにバスチアンみたいに運動が苦手な子が多いけど、実際にはやせているモヤシっ子が多い。普通は本を読んでいる間は食べないからなー。読書ダイエットっていうダイエット法もあるんだぞー。)
その子は、本の世界に入ってしまう。
紆余曲折があって後半では、仲よく暮らす人々の集団に行って、ここはただ争いを起こさないようにしているだけだと思って出たり、癒しの家で優しさを持った人のところに行って元気が出たり。
でもって、あるところで何かを手に入れる。冴えない子が変わる。
子供のころ、それが何なのか、どうしたらそうなれるのか、変われるのか知りたくて3回読んだけど、わからなかった。
ネット上の感想文を読むと、深い読み取り方をしている方もいた。
この物話は実体験や読書経験を積んだ大人が読んだ方が教義的な部分はわかるのかな……。