NHKのBSに『英雄たちの選択』 という番組があります。

11/17の放送は、「明治の“減税”騒動 〜大久保利通と地租改正〜」。

 

歴史の授業で「明治時代に地租改正を行った」と習いましたが、

歴史は丸暗記するものと考えていたので、内容を知ることは無かったです。

 

近代化政策とはいえ、「年貢」から「税金」への転換は、大変なことだった。

特に農民にとって、年貢なら収穫量×パーセントで納めるわけですから、

収穫量が少なければ、納める量も少なく、事実上の減税になります。

 

しかし税金の場合は、土地の価格(地価)で一定額を納めることになるため、

不作の年には、重税がずっしりと重くのしかかってくるわけです。

 

そのため、農民が全国で反対のための一揆を起こすわけですが、

その発端は三重県松阪市、そして三重県から、東海中に広がっていきました。

 

この一揆を「伊勢暴動」と称するらしいですが、

でもこうした郷土史を三重県の学校では、教えられなかったです。

文部省の教育では、政府に歯向かうことは、悪だと考えていたから?

 

伊勢暴動が発生したのは1876年、来年でちょうど150周年になります。

いま、国政で消費税減税が大きな問題となっています。

「なあなあ」の三重県人、ここは先人に倣って減税運動の先頭に立ってみては?