子供の話が主だ。
その中で、中学受験をして県内トップの難関男子校に通わせている息子を持つママの悩みの話になった。
秀才が集まる男子校の中でも、成績はトップのようだ。このまま行くと、最高峰の大学合格も現実となっていくだろう。
性格は、穏やかで 母親の助言も受け入れられる
お子さん。
間違っても、うちの息子のように、
「ぶっ殺してやるー」と、暴言は吐かないらしい。
それが、学校生活の中で ちょっとしたトラブルがあり、先生からひどく叱責された様子。
えん罪のようで、納得もいかず かなり落ち込んでいるようで、思い余って 通学中の地下鉄のホームに飛び降りそうな気持ちになったらしい。
これは大変！だと思ったママは、学校の送迎を車でやっている。
自分の息子がえん罪だという事と、パワハラを受けた事で、学校側と話し合う事になり父親も仕事を早退して、夫婦で学校に出向く事になったようだ。
子供を守りたい。守ってあげないといけないと思う親心は共感できる。
うちの息子にその事を話した。
息子からしたら、そんな事で落ち込んで地下鉄のホームから飛び降りる気持ちになるのか？？？
ぐらいの反応だ。
大学生になった娘は、
あいつ、← うちの息子 だったら、
『へ』でもない事だよね。
との返答。
ふと気がつく私。
優秀で 穏やかな子。反抗も激しくない男の子。
私からしたら、羨ましい一面だ。
息子には持ってない一面だ。
しかし、どうだろうか。。
社会に出ると、理不尽な事ばかりだ。
気の強い上司の下で働くことになるかもしれない。納得いかない事が起きることもあるだろう。
勉強が出来て優秀に
穏やかな子に育てることは、難しいし
優秀な子を持つ親のことは、羨ましいと心底思う。
が、
それよりも、強く生きてく力 を身につけないと、
社会に出て優秀な能力を発揮する前に、
潰れていくのでは？ と思った。
うちの息子からしたら、
『へ』
でもない出来事。
一方、優秀な息子さんからしたら、
『へ』
でもない 数学の問題も解けない うちの息子。
対照的だ。
アホでも、反抗が強くても、
強く生きれる方がいい！
と、少々無理やりでも 思い込もうとしている
私が今ここにいる。