初めましての方

ご訪問ありがとうございます


こちらは、長年平凡なフリをしてきた主婦が

突然恋に落ちてしまった人との

葛藤の日々を書き綴ったブログになります


かなり長くなってきましたが

よろしければこちらから読んでいただけますと

嬉しいです






「やっぱりもう

 やめとこっか」



1ヶ月と少し前に

そんな風に簡単に捨てた私を

何故また気にかけるのか



飲み会で他の男性といるところに

ヤキモチのようなものを焼いて

私に連絡をよこしてきた彼



結局「やめとこっか」は

お互いにアッサリとなかったことにして

また関係を持ってしまった



それでも…私は嬉しかった



言葉にはしない彼の気持ちなんて

本人にしか分からないし

私はただ

あの人のあのキスがあれば

それでいい







「昨日は遠いところを

 車で来てくれてありがとう

 楽しかったね


 今度はお口に出してね

 ごっくんしてあげたい」



翌朝

彼にそうメッセージを送った



私はいやらしい言葉でしか

彼の気を引くことはできない

そう思っていた



しかし

それでも彼からの返信はなく

簡単なスタンプが返ってきただけだった



…何故期待してしまうのか



キスしてくれる時に向けてくれる

あの愛しそうな眼差しは

その時だけのもので

それ以上の意味はないのに

何故

言葉のラリーが続くかもと

期待してしまうのか



思えばその夜のセックスも

本当に彼の一方的な欲望を

満たすためのセックスで

キス欲と性欲が満たされたと感じる反面

やっぱり少し虚しい気持ちにもなった



どんなにキスが気持ちよくても

自分が大切に扱われていないと感じる

セックスの限界



お互いを大切に思う気持ちがないと

いくら性欲を解消できたとしても

虚しいのかもしれない



いつだったかMさんと話していた時に

「彼はまだ紫陽花さんのこと好きなんじゃない?

 いくらセフレだって言っても

 好きじゃなきゃしないでしょ」

って言ってたけど

巨乳でエロい変態熟女なんて

そうそう出会うことないだろうし

チャンスがあるならまだ味わっておきたいだけで

好きだなんて少しも思ってもらえてない

ということなんじゃないかと

私は思っていた



中折れしちゃうからって

生でさせてしまったことも

結局嫌と言えないのは

ちゃんと主張することよりも

なかなか会えないのだから

今夜、彼とどうしてもしたい

という欲求が勝ってしまったということ

つまり

私自身が自分を大切に

できていないということ……



こんなにも気持ちが振り回されて

どんどん惨めになっていく私を

私は凄く嫌いなのに



何故

抜け出せないのだろう