『終着駅』など | フィクション・スタジオ オフィシャルブログ

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久しぶりに映画の感想。

イタリア・ドイツ・ロシアの3本立て笑

 

『終着駅』

1953年のイタリア映画。

終着駅という単語はこの映画で生まれたらしい。

ヴィットリオ・デ・シーカの名作だと思うが今回初見。

へ~こういう映画だったのかと。

駅を舞台にした一幕物。当時としては斬新だったのでは?

でもうまく作られている。列車に轢かれそうになるシーンは

『101回目のプロポーズ』を思い出した。

もしかしたらこれが元ネタなのかも??

デ・シーカは『ひまわり』もそうだけど大人の恋愛描写が抜群に上手い。

これを見て思ったけれど

実はデ・シーカの映画が好きなのかもしれない。

もっと言うとフェリーニもサッカーもパスタも好きだし、

イタリアの気質が自分には合うのかもしれない。。

 

『帰ってきたヒトラー』

2015年のドイツ映画。

この映画はなかなかすごい。原作があるらしいが

ヒトラーが実際に現代にいたらこうなりそうだと思わせてくれるし、

アンタッチャブルな領域を

非常に繊細なバランス感覚で描いていると思う。

特にゲリラ撮影のシーンはヒトラーを見ただけで

中指を立てる人もいたりしてハラハラさせられる。

未来に来たヒトラーはおかしくて同情も覚えるけれど、

最終的には怖さを訴えるメッセージの強い映画。

ドイツでこういう映画が作られるのはさすがだと思う。

 

『マチルダ 禁断の恋』

2017年のロシア映画。

ロシア革命で処刑された皇帝の若いときのスキャンダルの話で、

おととし処刑された地エカテリンブルグに行って来たので、

見たいと思っていた映画。

実話だけど皇帝になる前にこういう話があったのは知らなかった。

結局このとき結婚した人が後の皇后で、

アナスタシアら5人の子どもたちと一緒に銃殺されるのだから

運命は皮肉。これも良い映画。