それじゃ続きですね。
続きだけど、なんだっけ。
昨日何書いたか忘れちゃったや。
いや、大丈夫。
ちゃんと読み返したら思い出しました。
腸の長さの話でしたね。
この話はタイトルにもある通り、酵素にたどり着くんですが、なにぶんアプローチが糖尿病からなんでけっこう遠回りします。
暇つぶしに自分の糖尿病への理解のアプローチを書いてるだけなので、結論を先に知りたいひと向けに言うなら
「いろいろ食べろ」
になります。時間を無駄にしたくないZ世代にはこの結論で十分かも。
(昨日、羽鳥慎一モーニングショーでZ世代の話があって軽く衝撃的だった)
さて、小腸の長さについての解釈の違いについてです。
これについては昨日紹介したサイトの内容を中心に語ります。
●(日本人の腸は)3倍も長い
●2倍も長い
●1.5倍長い
●1.3倍長い
●1~2割長い
●4mも長い
●2~3m長い
●2倍も長い
●1.5倍長い
●1.3倍長い
●1~2割長い
●4mも長い
●2~3m長い
欧米人とアジア人についての長さの記述ですが、語るひとによってこんなにも解釈に違いが現れます。
この違いがどうやってでてくるのか。
それを解くヒントがもうひとつよく言われることにあります。
「欧米人の腸は固く、アジア人の腸は柔らかい」
なんでしょう、このふわっとした感じ。
でもなんかこれはよくわかる感じがします。
見た目的に欧米人は筋肉質、アジア人はちょっとふんわり感がありますよね。
実際、これについては欧米人の方が筋力として1.6倍くらい高いというデータもありますね。
狩猟民族か農耕民族か、という差がここに出ているのでしょう。
おそらくはこれが腸の長さに影響を与えていると自分では考えています。
要は筋肉の発達具合というのはそれぞれ連動していてアシンメトリックな部分があればシンメトリックにしようという働きが発生します。
例えば右足だけ鍛えようとしてもなかなかそれは叶わず、連動して左側も鍛えられてしまいます。
そして、腸というのも蠕動運動をする筋肉で構成されています。
とはいえ、平滑筋ですので直接的に骨格筋と連動している訳ではありませんが。
しかし、全身の筋力差というのは連動して腸全体にも及ぶということです。
つまりはそれにより、腸の収縮力に差が生まれ、結果、欧米人との差があるように見えているという訳です。
たとえば、「3倍長い」というのも欧米人収縮状態、アジア人弛緩状態、と考えれば納得できそうな数字です。
おそらくは多く言われる5~7mというのがわりと正しい弛緩状態としての長さなのでしょう。
アジア人で長い人は9mくらいあってもおかしくありません。
それに対して5mくらいの欧米人が収縮して3mになったとします。
その差は3倍です。
弛緩状態の比較では1~2割程度の違い、収縮状態は1.5倍の違いが出る、と考えれば小腸の長さの解釈があれほどたくさんに分かれるというのも自然といったところです。
さて、それでは収縮する筋力差が何を生むかというと腸液の量になります。
ゴロで習いましたよね。
亜美の丸太、少なくて超、楽ですよ
リパーゼこそ含まれていないものの腸液というのは非常に優れた消化機能を含んでいます。
なんだったら、膵液がなくても消化できてしまう程、充実した消化液なのです。
しかしこれを絞り出すということは腸にとっては負担となります。
そして、これを絞り出す過程にソマトスタチン分泌が発生し、結果としてグルカゴンを経由して肝臓から糖が排出されるという訳です。
これを基準に考えていくと、糖質と脂質が合わさったものがなぜ血糖値上昇を長引かせるのか、ということも見えてきます。
それには、腸が長いということも大きく関わってくるのですが、そこらへんはまた次で。
もうなんか飽きてきた。