三菱電機の子会社が、豪州国防省と共同開発事業の契約を締結。豪州国防省の国防科学技術グループが開発した最先端レーザー技術をベースにした。三菱電機が培ってきたレーザー技術を活用して、豪州軍の防衛プラットフォームの監視と生存性を強化する能力を開発し実用化することが目的だ。

 

三菱電機豪州を通じてプロトタイプの製造および必要な技術を提供。本事業は防衛分野において日本企業と外国政府の間で共同開発契約に至った初めてのケースである。

 

三菱重工業と川崎重工業は、防衛・セキュリティーの総合展示会「DSEI Japan」(2023年3月15〜17日、幕張メッセ)に、高出力レーザーを使った車両搭載型のドローン撃墜システムのプロトタイプをそれぞれ出展した。ロシア・ウクライナ戦争でもドローンの利用がメディアで数多く報道されているのである。

 

レーザー兵器を官民一体となって装備移転を進めてきたわが国にとって、豪州の防衛関連企業との新たな事業形態の事例となる。また、レーザー兵器は、弾道ミサイル、巡航ミサイルも撃破できるようにすべきだ。指向性エネルギー兵器は費用も軽減され防衛庁・自衛隊としては重要な兵器となると思う。‼️