FLL全国大会レポート①の続きです。
今回のロボット競技の会場はこのような素敵なホールです。
開会式や閉会式では、この白いシートの床下から客席が出てくる、
すごい仕掛けになっています。
このような会場でやらせていただけるのは、本当にありがたいことです。
さて、両チームのロボット本番ラウンド1の後、
Dolphinは審査セッション本番。
その間Swimmyはロボットの調整を重ね、
13:30 ロボット本番ラウンド2を迎えました。
このラウンド、ベテランは操作をせず、後輩達だけで競技に臨むチャレンジをしたようです。
しかし準備に問題があったのでしょうか、スタートからロボットが暴走。
この危機を乗り越えるアイディアも声かけもなく、4人が放心状態となりました。
後ろからの先輩のアドバイスでロボットを再起動して正常に動くようになりましたが、
その後も慌ててミスを連発してしまいました。
こういう時、自分を客観的にふりかえって、失敗を学びに変えてほしいですね。
ラウンド2、150点。
Swimmyの直後、
13:30からDolphinの本番ラウンド2です。
ラウンド1後の調整で、1回目〜3回目の出発までは完璧。
しかし今度は4回目5回目でミスが出て、6回目の最後は3秒足りず、得点できませんでした。
ラウンド1と同じく420点。
さて、その後すぐにSwimmyの審査セッションです。
先生、ご飯食べてる時間がない!というほど、2チームの本番が次々とやってきますね。
こちらも審査ルーム前の廊下で、最後まで打ち合わせです。
審査セッション本番は、私たちには後ろ姿しか見えず、
子供達がどんな表情だったのかはわかりませんが、
リーダー、副リーダーの熱意はものすごく伝わってきました。
今回のプロジェクト開発は、なかなかうまく進められず、最後まで苦しんでいましたが、
だからこそリーダー、副リーダーは、
自分たちがやってきたことをなんとかして伝えたいという気持ちが強かったんだろうと思います。
それが審査員の皆さんにも伝わったことでしょう。
30分間の審査セッションは無事終了しました。
さあ、両チームともロボット競技をあと1回残すのみです。
15:15 まずDolphinから、
気合を入れて本番第3ラウンドが始まります。
しかし、現実は厳しいですね。
ラウンド3は380点。
得点を伸ばせず、全体の9位でロボット競技を終えました。
世界大会出場は40チーム中わずか6チームなので、9位はかなり厳しい結果です。
続いてSwimmyの最終ラウンド。
こちらもレフリーまで巻き込んで気合を入れています。
1年目のメンバーも後ろから大きな声掛け。
FLLでは今は4人がロボットの操作をしますが、チーム全員で競技をしています。
第3ラウンドは415点、得点を伸ばせずロボット競技は全体の5位で終了です。
ちなみにロボット競技の上位は以下の通りです。
1位:今、鎌倉 590点
2位:私立東海中学校 560点
3位:RS 530点
4位:行くぜ、仙台。510点
5位:FIRST FUJISAN Swimmy 505点
・・・
9位:FIRST FUJISAN Dolphin 420点
FIRST FUJISAN、まだまだです。
ピットを撤収し、閉会式の前に楽しいパフォーマンスタイムと、
Qualcommの方の講演。
そして表彰式へと移ります。
③へつづく・・・