FLL全国大会レポート① | アイズアカデミー活動日記

アイズアカデミー活動日記

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ファーストレゴリーグ(FLL)チーム「FIRST FUJISAN」の教室です。
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2025年2月16日(日)

東京お台場の東京国際交流館において、

FIRST LEGO League 全国大会 Japan Open Championshipが開催されました。

今シーズンのテーマはSUBMERGED(海洋探査の問題解決)です。

 

アイズアカデミーからは、

東京予選を優勝・準優勝で勝ち抜いた、

FIRST FUJISAN Swimmy(小中学生6人チーム)と、

FIRST FUJISAN Dolphin(小中学生5人チーム)が出場させていただきました。

 

山梨県甲府市から出場なので、

前日に甲府駅から東京へ出発します。

特急かいじに乗る前、毎回必ずこの場所で写真撮影をしています。

この習慣、いつから始めたんだろう?

昔の先輩たちの写真から、全部並べて見てみたくなりました。

 

山梨の子供達なので、大きな荷物を抱えて東京の電車に乗るだけでも大冒険。

無事前泊のホテルに到着!

先生がチェックインの手続きをしている間も、

もちろんチームごとにプレゼンの打ち合わせ。

 

夜遅くまで、ホテルの部屋で最終確認をしていたようです。

 

 

さて、2月16日大会当日の朝が来ました。

ゆりかもめに乗って、日本科学未来館の前を通って、会場に向かいます。

日本科学未来館は、

FIRST FUJISANがFLLに初出場した2009年シーズン(SMART MOVE)の全国大会が行われた、

チームにとっては聖地の一つです。

この年は初出場にもかかわらず全国大会へ出場することができ、プロジェクト賞をいただきました。

この経験が推進力になって、チームが今も続いているんだと思います。

 

こちらが今回の会場、東京国際交流館です。

 

朝9:15に開場すると、どのチームもピット設営にかかります。

今回は北海道から沖縄まで、地区予選を勝ち抜いた40チームが集結しました。

世界大会ではピットと言われますが(日本ではブース)、

大会中、チームの活動と交流の拠点となる場所です。

 

さて、9:45からホールで開会式。

ボランティアスタッフの皆さんの紹介がありました。

審査員、レフリー、司会、運営、誘導、審査室、練習フィールド、配信、音響・・・

とにかく大勢のボランティアの皆さんのおかげで、

子供達がかけがえのない経験をさせていただいています。

本当に本当にありがとうございます!

子供達にとっては、チームで頑張ってきたことを皆さんに見ていただけるのが、何より嬉しいことです。

 

開会式の最後はいつものように、3,2,1, LEGOoooo!! の掛け声。

各チームがそれぞれのスケジュールに沿って動き始めました。

 

FIRST FUJISANのスケジュールの最初は、

2チームとも、

10:40、練習フィールドでの7分間の調整です。

今回は全チームが本番第1ラウンドの前に調整時間を確保できるよう、

1回目の練習フィールドは、予め時間が指定されていました。

これはとても良いしくみだと思いました。

主催者のご配慮に感謝!

ロボットを東京まで運んでくると、

あちこちゆるんでいたり壊れていたりするものです。

またフィールドの状況も教室とは違うことがあるので、

まずは予定通り動くのか、手分けして確認します。

 

どちらのチームもいつくか問題があるようですが、基本的には大丈夫なようです。

 

11:15、今度は本番フィールドでの7分間の調整。

両チームが隣り合ったフィールドですね。

それぞれプログラムも修正しながら調整しています。

 

7分間の調整が済むと、そのまま本番第1ラウンドが始まります。

Dolphinチーム、2回目の出発でロボットが止まってしまい、

回収したサンプルやサンゴも全て失ってしまいました。

3回目の出発も半分くらいの出来。

この2回の出発で120点落としてしまった感じです。

後から考えると、もっと確実にクリアするために準備できることがあると思いました。

あとは予定通り動いています。

第1ラウンド420点。

 

Swimmyチーム、

ラウンド1から、リーダーくんガッツポーズ。

505点の高得点を上げました。

 

 

休む間もなく、Dolphinチームは審査セッションの準備が始まります。

気分を落ち着かせるために外に出て最後の練習。

他にも何チームか、同じように外で練習していました。

この日はチームのOB OGも何人か応援に来てくれて、練習の様子を見てくれていました。

 

審査ルームの前では緊張の様子。

でも、最後の最後まで確認に余念がありません。

 

12:30 Dolphinの審査セッションスタート。

30分間で、プロジェクト、ロボットデザインのプレゼンテーションと、

質疑応答が続きました。

ちょっと固かったかな。

 

終わったあとはほっとしたのか、嬉しかったのか、はたまたガックリきたのかわかりませんが、

どちらにしても切り替えて、あとはロボット集中です。

 

 

②へつづく・・・