世界のHONDAこと
本田技研工業の創業者にして
今なお名経営者として
語り継がれる漢(おとこ)

本田宗一郎 氏

その人生と仕事に対する哲学を
余すところなく語った一冊が、
「得手に帆あげて」です。











小学生時代に自動車に魅了された本田氏は、

十五歳という若さで自動車修理工場のアート商会に丁稚奉公に出ます。

そして、六年後にはもう独立し、町工場を世界の「HONDA」ブランドへと育て上げました。


本書では自らの人生を振り返り、

「好きな機械いじりを生涯の仕事にしてきたからこそ、現在があったと思う」と記しています。


 そして、最高の生き方とは

自分の個性を開発し、

より個性的に育成して、

それに従って生きること。

つまりそれこそが

「得手に帆あげて」

生きることだと提唱します。


HONDAのものづくりの原点だけではなく、

パイオニア精神だとかイノベーションのあり方に対する示唆も多く見られます。

優れた技術者でありながら、非常に優れた経営者でもある本田宗一郎さんの思いが凝縮された素晴らしい良書として、とても大切な一冊です。













「パイオニア」とは、
他の人に先立って進み、
新しい分野を切り開く人。

「フロンティア」とは、
未知の分野を切り開く人。



パイオニアは先駆者で、
フロンティアは開拓者。


メジャーリーガーとして
野茂がパイオニアならば
イチロー達はフロンティア

織田がつき、
羽柴が捏ねし天下餅。
座して喰らうは徳の川。

サイエンス、
テクノロジー、
エンジニアリング。

ヨハネが道を備え、
キリストは福音を告げ知らせる。



いくら大切な事を学んでも、
実践をするのは一人ひとり
個人の仕事なんですけどね!


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腹抱えてワロツァ。。。
古見さん、ガンガレ。。。
。・゜・(ノД`)・゜・。

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得手に帆を揚げるとは、

絶好の機会が到来したときに
それを上手い具合に利用して
はりきって行動を起こすこと。


追い風に帆を揚げるように、
得意とすることを発揮できる
チャンスに恵まれたので、
それを逃がさずに利用して進むこと。


「得手」とは最も得意とすること。

「揚げる」は「上げる」とも書く。

単に「得手に帆」とも言います。

「得手に帆を掛ける」
という表現も可能です。

『江戸いろはかるた』
の一つに元々はあったもの。

本来は、「得手に帆を揚ぐ」

一般的な使用例


「八つぁんや、あそこの会社、
最も得意な分野に力を入れて
商品を開発したっていう様な
ことなんだがなぁ。その結果、
どうなったと思うかい?」

「熊さんよ、どうなったって
いうんだい?教えてくれよ〜」

「そりゃなぁお前、
得手に帆を揚げて

一流企業に上場してだな、
世界にも進出しちまったっ
てえんだよ、これがな!」

「なるほど!そうなんだ!
さすがだなぁ八つぁん!!」

教訓

Hoist your sail when the wind is fair.

(順風のときにこそ帆をあげよ)

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ルカによる福音書 

3 章 1 ~ 6 節


皇帝ティベリウスの治世の第十五年、ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの領主、その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、リサニアがアビレネの領主、


アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、神の言葉が荒れ野でザカリアの子ヨハネに降った。



 そこで、ヨハネはヨルダン川沿いの地方一帯に行って、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。 


これは、預言者イザヤの書に書いてあるとおりである。



「荒れ野で叫ぶ者の声がする。 

『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。

谷はすべて埋められ、山と丘はみな低くされる。曲がった道はまっすぐに、でこぼこの道は平らになり、

人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』」