下痢や腹痛は、ストレスが原因の場合がよくあります。
精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染など、ごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が原因で引き起こされるもので、生体機能の変化として、何らかの症状が引き起こされます。
ストレスとは、生物学的には何らかの刺激によって生体に生じた「歪みの状態」を意味します。
精神的に強烈なストレスを感じてしまうと、お腹の調子が悪くなることがよくあります。
胃や腸はストレスに反応しやすい臓器です。
対策としては、まずはストレスの原因があればそれを究明することが先決ですが、物理的にも改善策はいくらかはあります。
【 腹八分目に 病無し 】
食事を腹8分目にして、空腹時間を8時間以上確保するなど、過食や拒食に走らないように食事を規則正しくとることがとても大切です。
また、繊維質を多く摂取したり、必要に応じては薬が処方されるような症状の場合もあるかもしれませんが、日頃から体調を崩しやすい生活パターンが多い方は、ふだんの食生活には充分に気をつけましょう。
アルコールやコーヒーなどは、ストレスによる体調不良の際には、症状を悪化させることにもなりますので、なるべく控える方が良いですね。
リラックス出来る状態に自分をもってゆくようにしましょう。お香やアロマテラピー、ストレッチや半身浴なども効果的ですし、お部屋を整理整頓したりレイアウトを良い感じにしても気持ちがとてもリフレッシュします。
好きな本や音楽でも、心からくつろげてリラックス出来る趣味に没頭したりするのもストレスを緩和する良い手段ですね。
バランスのよい食事を心がけるだけでなく、体をある程度は労わることがとても大切です。体を甘やかせすぎても良くないですが、ストレスによる負担が大きい場合は、酷使しすぎるのも良いとはいえません。
乳酸菌や納豆菌、ラクトフェリンなどを摂取すると良いと言われます。納豆やヨーグルト、キムチや漬物などに多く含まれます。
ケイ素を含んでいる食品を食べることが良いとも言われます。
玄米やあわ、アルファルファ、スギナ、ホタテ、ホヤ、サザエ、豆類、レバー、ほうれん草、人参などです。




