【3.11 東日本大震災から6年】
Twitterでも話題に
2011年3月11日に発生した東日本大震災
最大16.7メートルの津波が東北地方の
太平洋沿岸を襲い甚大な被害をもたらした
この広告が掲出されている
銀座ソニービルの高さは
地上31メートルであり
津波はそのちょうど
真ん中あたりまで届くという
ちなみに、解体が決定した
お台場の等身大ガンダムは
身長18メートルですね
数字ではイメージすることが
なかなか難しいかもしれませんが
ビルを利用し津波の高さを
分かりやすく示すことで
3.11の津波の様子を伝えている
もし津波が銀座の
真ん中に来ていたら
ちょうどこの高さだという
銀座の防災広告が話題です
「この高さを知っているだけで、
とれる行動は変わる。私たちは、
今、備えることができる。」
ヤフー・ジャパンの広報は
この広告について、
「防災速報など防災につながる
情報は以前から意識していました。
防災意識を高めてもらうために
行ったもので、サービスの訴求に
つながらない広告は今回が
初になります」と語っています。
【 平和を願う 心 】
「汝平和を欲さば、
戦への備えをせよ」
(なんじへいわをほっさば、
いくさへのそなえをせよ)
という古いことわざがあります。
古代ラテン語の言葉で、
Si vis pacem, para bellum.
英語で表現するとしたら、
“peace through strength”
「平和」ということの真の意味は、
敵の武力をスルー出来る社会秩序
ということになるでしょうか。
ローマ帝国時代の軍事学者による
言葉から派生したことわざという
説もあって、
戦いの中で生まれた
意味深い格言ではないでしょうか。
「敵に攻撃される可能性の少ない
強い社会秩序こそが、平和である」
ということを意味しているわけです。
軍事行動においては、特に準備を万全に
しておくことの重要性を強調しており、
単なる偶然や数の優勢に頼る事を厳しく
戒めた一節であるとも解釈されています。
「平和を望むなら、戦時に備えよ」
という表現の本来の原文としては、
以下の文章によるとされています。
「・・・したがって、平和を願う者は、
戦争の準備をせねばならない。勝利を
望む者は兵士を厳しく訓練しなければ
ならない。結果を出したい者は、技量
に依って戦うべきであり、偶然に依って
戦うべきではない」 と、続きます。
災害に対する備えとしても、同じこと。
常日頃から備えておかなければ、
いざという時の平和を守るために
誰が何をできるというのでしょう。
これから先の事は、今生きている
私たちが果たす課題になります。
明るい未来をつくるために、
日頃から備えておきましょう!
( ´ ▽ ` )ノ☆
防災広告全文
「3月11日。この日が
来るたび、私たちは
あのときのことを
振りかえる。東日本
大震災から、早くも
6年が経った。災害
なんて、もう起きるな。
毎年のように私たち
はそう思うけれど、
災害はいつかまた、
たぶん、いや確実に
起きてしまうだろう。
あの日、岩手県大船
渡市で観測された
津波は、最高16.7m。
もしも、ここ銀座の
真ん中に来ていたら、
ちょうどこの高さ。
想像よりも、ずっと
高いと感じたはず。
でも、この高さを知っ
ているだけで、とれる
行動は変わる。そう。
私たちは、今、備える
ことができる。被災した
人たちの記憶に想像
力をもらい、知恵を
蓄えることができる。
あの日を忘れない。
それが、一番の防災。
ヤフーはそう思います。」





