人間というものは、
他人のことはよく
分析したりするのに、
自分自身のことになると
正確に分析することなど
まるで出来ていないものです。
「身を修める」とは、
自分に対して偏見を無くし、
「客観的に分析すること」
とも言われます。
自分だけの固定観念だとか、
感情的な思い入れを整理して
きちんと正確な情報を取捨選択
することが出来てこそ社会人です。
個人の問題だけでなく、
人間関係や組織においても
各自が自律性や主体性を
高める機会にもなるため、
「情報収集の能力」
というものは非常に重要です!
誤った偽情報に振り回されず、
自分の感情にも流されないこと。
匿名掲示板などのように
危険思想が満載するような
不安定で不確実なメディアに
踊らされる人はかわいそうです。
書籍や雑誌、世間の噂を全て
鵜呑みにするという姿勢の人は
自分がどんなに滑稽か分かってない。
自分の足元すらも見えてないのでしょう。
重要なのは、あやまちをただすこと。
病気や悪徳、無知や利己心から
真の不幸は災いをなすでしょうが、
正しい情報を得ることによって
幸せな生き方が誰にでも可能です。
悲惨な状態を根本から改善して、
自分に相応しく生きることが大切。
あやまちを改めるのは容易ではない。
でも、間違いが修正出来てこそ、
真の自由を得ることになります。
人間を開放するということこそが、
本当の意味での福音なのでしょうから。



