今日は長男の誕生日だった。


今年で2歳



ママが亡くなって、初めての誕生日


土日は、私と長男が風邪を引いていて、なにも準備できなかった。



だから仕事を早めに切り上げて、走って帰り、子どもたちを迎えに行ってからケーキ屋に寄って、誕生日ケーキを買った。



子どもたちの喜ぶ顔が見たくて、家に着くと、すぐにケーキを見せた。




ケーキにろうそくを二本立てて、ハッピーバースデーを歌った。



長男は、ろうそくの火が怖くて、逃げてきた。

そして長女が吹き消した。



すぐに誕生日プレゼントを渡した。


アンパンマンの指人形


長男はあー!あー!と言って、喜んでくれた。



それから夕飯を食べながら、ケーキを食べながら、アンパンマンで遊んだ。


ご飯は、温かいうどんにした。

私は口内炎が酷くてご飯が食べられず、長男も病み上がりだったから、うどんにした。


誕生日らしくないかもしれないけど、これが精一杯だった。


長男は指人形で、一生懸命あーんパンチ!とか言って、劇をしていた。


妻が見たら、なんて言うだろう。



お風呂にも一緒に入って、とても楽しそうだった。


そのまま、子どもたちは遊び疲れて寝てしまった。





2年前の今日、長男が生まれた。


私は、長女と2人で家で待っていた。


コロナ禍のせいで、生まれてから1週間、妻と長男に会えなかった。


その間の長男について、私はよく知らない。


生まれた時どんな様子だったか

最初の1週間はどんな様子だったのか


全くわからない。


妻から聞いていたかもしれないが、思い出せない。


ちゃんと聞いておけばよかったと後悔する。

今度、長男の生まれた病院から、診療記録だけでももらおうか。


いつか、長男に教えられるように






妻が亡くなって


だんだん、妻のことを忘れていく。


声や姿、作ってくれた料理

いてくれた頃の生活


妻を思い出すと、辛くて辛くて、たまらないから、どんどん忘れようとしている気がする。


だけど、今日みたいに長男の誕生日を祝っていると、妻のことをハッキリと思い出す時間がある。


そして、苦しくて、泣きそうになる。




以前は、早く幸せになりたいと考えていた。


もうこの不幸から逃げて、逃げて、

子どもたちと、どうにか幸せになってやるって思っていた。


でも最近は、諦めている。


もちろん、子どもたちは幸せにする。

幸せになって、巣立ってもらえるように頑張る。


でも、自分の幸せは、もうだめな気がする。


妻が亡くなったのに、幸せになれるわけがないということが、最近わかってきた。


どこまで行っても、この悲しさと辛さからは逃げられない。


解決策がない。

妻が生き返らない限り、無理。



何をしても、どうしても、


妻と再会することはない。


どんな努力をしても、徳を積んでも、お金を貯めても


絶対に、妻に会うことはない。


つまり不幸






せっかくの長男の誕生日なのに、どんどんマイナスな気持ちが積もっていく。


しんどいな。


せめて風邪が治ってくれたらな。


愛ちゃんがいたらな。