シボレーカマロ/エンジンオイル交換・ルーカススタビライザー
まいどっ!
今回は、シボレーカマロのエンジンオイル交換依頼。いつもありがとうございます!
以前書いたと思いますが、僕が若い時に乗っていたカマロに似ているので(IrocZでしたけどねw)来ると嬉しくなりますw
アイトーンカーズネットショップでも リピーターが多く、当店のお客様にも大好評のルーカスオイルスタビライザーを注入しました。
ネットショップはこちらから→https://store.shopping.yahoo.co.jp/aithoncars-netshop/
まだ知らない方も多いこのルーカスオイルスタビライザーは、米国製ルーカスオイル社の添加剤です。
旧車のアメ車乗りなら昔から有名な商品ですね。
エンジンのドライスタートを防ぎ、摩擦・熱・摩耗を減らす為に配合された100%石油製品で、テフロンを含まず硫黄も塩素も含んでいません。
使用方法は、エンジンオイル量のおよそ20%を注入。オイルの消費が激しい場合は、60%まで注入可。(でも修理が理想です)
ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・ハイパフォーマンスエンジンにも使用可能です。
でも、この商品は低粘度専用エンジンには向きません。
結構粘度の高い添加剤なので、オイルジョッキに新しいオイルを入れこのスタビライザーを注入して長い棒などでかき混ぜると一気に中和され注入しやすくなります。
アイトーンカーズとしてのこの商品の意味は、OHVエンジンの圧縮比を上げトルクを増やす(または維持させる)事が目的です。
以前にも書いたことがありますが、アメリカ車のOHVは日本車や欧州車の様に高回転型ではなく低回転のエンジンです。
巡行走行に適したエンジンなので、スピード80キロで巡行すると2000rpmなんか回りません。1000rpmちょいくらいで巡行します。
そこで必要なのは、トルクです。 トルクとは回転力・駆動力。 自転車に例えるとペダルを踏みこんだ力(駆動力)=トルクになります。
自転車のペダルを思いっきり踏み込むと、自転車は一気に前に進みます。トルクが大きいと、低回転でも前に進みやすくなります。
内燃機のエンジンすべては、エンジン内部の各シリンダーで燃料と空気を混ぜ着火させ爆発をする事でトルクが出ます。
この爆発(トルク)をより大きくするには、燃料と空気を圧縮させることが重要です。
アメリカのペンシルバニアで取れるパラフィン系原油から精製されるオイルは、粘りがあり高品質なオイルとされ このオイルをベースにエンジンが開発されたこともあり、OHVの圧縮にはこのアメリカ産オイルの粘りの部分も計算されているって事。
なので、アメリカ産のオイルにする事でエンジンの圧縮を高めてトルクが増す=低回転でも前に進みやすくなる。
「 トルク × 回転数 = パワー(馬力) =スピードが出る 」 の計算式にアメ車のOHVを当てはめた場合、回転数が低いアメ車OHVはトルクが細くなるとパワーも落ちるしスピードも出ないって事。
アイトーンカーズのメインオイルは、ここ数年前からアメリカ車の事を考えているモービルオイル(米国)で、添加剤はルーカスオイル(米国)にしています。
日本の有名メーカーさんとか、ヨーロッパの高級メーカーとか色々ありますが、どのメーカーも自国のクルマメーカーの事には自信もって勧めますが、アメ車の話になると「たぶん大丈夫ですよ」とか、「硬いの入れれば大丈夫ですよ」とか、「アメ車は鉱物油ですよ」 なんて 根拠の無い いやアメ車に興味が無い製品を入れてもクルマが泣きますよ。
カマロのオイル交換から、なんかトルクの話にすり替わってしまいましたが 「アメ車にはトルクが必要」って事は忘れないでくださいね!
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